沖縄社会学会・第1回研究大会

沖縄社会学会・第1回研究大会のお知らせです。

このたび、「沖縄社会学会」第1回研究大会を開催する運びとなりました。

沖縄を研究する社会学者や民俗学者、歴史学者、人類学者、経済学者などは、数多く存在しますが、垣根を越えて研究を発表し、交流する場は、これまで多くはありませんでした。

私たち「沖縄社会学会」発起人一同は、こうした状況を打開し、実証的に沖縄の社会や文化や歴史や経済について研究する人びとが一堂に会する場をつくり、沖縄研究の発展に寄与するために集まりました。

沖縄社会学会は、かつて1977年に結成され、1987年まで活発に活動していましたが、さまざまな事情で30年にわたり活動を休止しています。しかし近年、沖縄をテーマとする研究は、量的にも質的にも格段に発展しています。私たちは、沖縄の実証研究のための場所の必要性がますます高まっていると痛感しています。

日頃より沖縄研究に携わっておられる先生方にぜひお集まりいただき、自由闊達な学的議論を交わし、知識を蓄積し、沖縄の平和と発展に貢献するために、再度沖縄社会学会を出発させようと願っています。皆様のご協力とご参加を、何卒よろしくお願い申し上げます。

発起人代表
安藤由美(琉球大学教授)

発起人
波平勇夫(沖縄国際大学名誉教授)、野入直美(琉球大学准教授)、鈴木規之(琉球大学教授)、澤田佳世(沖縄国際大学教授)

事務局
岸政彦(立命館大学教授)

*  *  *

第1回 沖縄社会学会研究大会

日時 2018年7月7日(土)15:00〜

場所 琉球大学法文学部2階202教室
(予約不要・参加費不要)

発起人代表挨拶 15:00〜15:10

報告者1 鈴木陽子(立命館大学大学院) 「沖縄のハンセン病療養所入所者にとっての戸籍復活」 15:10〜16:00

報告者2 坂下雅一(一橋大学) 「脱『集団視主義』的エスニシティ・ネーション論の効能―沖縄の研究文脈で」 16:10〜17:00

報告者3 安井大輔(明治学院大学) 「横浜市鶴見区の沖縄移民コミュニティにおける文化実践」17:10〜18:00

事務局挨拶および今後の予定について 18:00〜18:20

(終了後に懇親会を予定しております。詳細は当日お知らせします)

沖縄社会学会事務局連絡先
〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1 立命館大学大学院先端総合学術研究科
岸政彦 kisi あっとまーく fc.ritsumei.ac.jp

PDF版のフライヤはこちら。拡散希望です。

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