両手を濡らす

前から不思議だったんですが、片手だけ濡らしてタオルで拭くとものすごく気持ち悪い。濡れてないほうの手をわざわざ濡らして、両手がともに水で濡れてる状態にしてから、両手でタオルで拭いたりする。なぜかわからないけど、片手だけ水に濡れてる状態って、意外に気持ち悪い。俺だけか。

自宅でも出張先のホテルでも、裸足のときはスリッパなんか要らない。ホテルの部屋に土足で入って、靴と靴下を脱いで、そのまま同じ床で裸足で過ごしてもぜんぜん平気だ。でも、秋冬の寒いときに、靴下をはいた状態だと、部屋用のスリッパをはかないと気持ち悪い。なぜかはまったくわからない。これも俺だけだろうか。

ということを書いていると、身近なあるあるネタのブログだと思われてしまう。

だから、大きなことも書こう。宇宙ってホログラフなんだってね。こないだ発見されたんだって。

すごいなあ。

包まれる眼鏡

ふと思い立ってメガネを新調した。もう10年以上、あるいは20年近くにもなるだろうか、同じものをかけ続けていて、フレームもボロボロだったし、だいたい度が合わなくなっていた。

せっかくやしめったにないことだしちょっと張り込んで、グランフロントの金子眼鏡に入った。

いろいろ丁寧に視力を測ってくれた。結論としては、右目が近視+遠視で、左目が近視+乱視で、その乱視が相当度が進んでいて、これでは見づらいでしょう、ということだった。

左右の度があまりにも違うので、「外では右目、仕事で近いところを見るときは左目」になっていた。利き目は左目である。右目を使うのがしんどくて、仕事用の眼鏡(老眼鏡じゃないよ!単なる度のゆるい近視用の眼鏡だよ!!←必死)を外でもずっとかけていて、左目ばっかり使っていた。

で、昨日、その眼鏡ができあがったので、店まで取りにいった。その場でかけてみた。

世界、めっちゃ立体やな(笑)。世界の3D感が半端じゃない。まるで3D眼鏡をかけて3D映画を見ているようである。眼鏡をかけて世界を見ているだけなんだけど。

両目を使うと世界が立体に見えることを学んだ。

で、最後に、じゃあ新しい眼鏡をかけられたまま帰りますか、はいそうします、っていうことになった。

店員さんは、俺がそれまでかけていたボロボロの古い眼鏡を、ゆっくりと丁寧に、汚れをきれいに落としたあと、新しい眼鏡を入れるはずの新しいケースに入れ、それを何かふわふわの白い薄い紙で包み、きれいなシールでとめたあと、高級感あふれる木の箱にうやうやしく入れ、立派な紙袋に入れた。そして、雨だったので、その上からさらに雨よけのビニール袋に包んだ。

本来そこに包まれるはずの眼鏡をかけて、古いボロボロのほうの眼鏡が立派に包装されていくのを最初から最後までじっと見ていた。店員さんが黙って静かにゆっくり作業していくのを、俺も黙ってみていた。

まあ、そうするよな。そうなるよね当然。


追記。このエントリをfacebookでリンクしたら、さいとうなおこ先生が「埋葬感ある」とコメント。 そ れ だ