沖縄社会学会、第6回大会のお知らせです。今年は奄美開催! 非会員の方もぜひご参加ください。参加費無料です。
沖縄社会学会 第6回大会
日時:2023年11月18日(土)9:00~17:00
会場:アマホームPLAZA(奄美市市民交流センター)(奄美市名瀬柳町2-1)
開催方式:対面とzoomオンライン配信のハイブリッド(予定)
※ コロナの感染状況によっては、完全オンラインに切り替える場合があります。
※ オンライン参加の場合は以下のリンクよりお申込みください。後日zoomのアドレスを送ります。
※ 対面参加の場合は、申込不要です。
※ 参加無料、途中退席/参加可です。
※ 会場の駐車場には限りがありますのでご注意ください。
オンライン参加の申込はこちらからお願いします。
https://forms.gle/vJzYofPBadSDPjBJ8
プログラム
第1部(9:00~12:00)(3階多目的室)
9:00 第1報告
山城 千秋(熊本大学)
農中 至(鹿児島大学)
「占領期奄美・沖縄における青年団運動の固有性の検討」
9:45 第2報告
崎濱 佳代(沖縄国際大学)
「ホスト社会沖縄における南米系日系人の包摂――異文化学習を起点とする包摂のネットワークに関する分析・考察」
10:30 第3報告
米田 幸弘(和光大学)
「沖縄県民の政治意識(1)基地意識の世代差の背景」
11:15 第4報告
松谷 満(中京大学)
「沖縄県民の政治意識(2)県知事・運動に対する評価」
12:00〜13:00 休憩
第2部(13:00~17:00)(1階マチナカホール)
13:00
シンポジウム・パネルディスカッション 奄美復帰70周年特別企画
「〈奄美-沖縄〉から1950年代を問い直す」
主旨
第二次世界大戦後、アメリカの施政権下に置かれていた時期のことを、奄美ではしばしば「分離期」、沖縄では「米軍統治期」と呼ぶ。奄美の「分離期」が日本からの分離を焦点化しているのに対して、沖縄の「米軍統治期」は日本よりもアメリカ、さらにアメリカ合衆国の施政権よりも米軍統治に力点が置かれている。奄美と沖縄が、ともに米施政権下の南西諸島に属しつつも、いちようではない時空間にあったことがうかがえる。
奄美の「分離期」から沖縄の「米軍統治期」を照らし出し、また沖縄から奄美を問い直す研究は、出入国管理(土井2022)、人口移動(加藤2012)、人の移動と境界変動(野入2021)などで試みられてきたが、奄美と沖縄それぞれの現代史や社会学的研究の中には十分に位置づいてこなかった。
沖縄社会学会が奄美復帰70周年を記念して奄美大会を開催するにあたり、本シンポジウムは、奄美から沖縄へ移動した人びとの経験、彼らが沖縄社会に及ぼしたインパクトに光をあてて、1950年代という時空間をとらえ直そうとするものである。
報告
森 紘道(奄美郷土研究会 世話人)
佐藤 量(立命館大学 先端総合学術研究科 研究員)
報告・進行
野入 直美(琉球大学 人文社会学部 教員)
主催:沖縄社会学会
共催:奄美郷土研究会
17:00 終了