以下のシンポジウムですが、新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐために、延期になりました。新しい日程が決まり次第、あらためてお知らせします!!
たとえば、いまから100年前の「普通の」人びとの暮らしや生い立ちの記録が残っていたら、それは現在の社会科学や人文諸学にとって、きわめて貴重な資料となるだろう。あるいは、たとえばそれが500年前、そして1000年前なら。
現在、世界中の社会学・歴史学・人類学などで、「人びとの語り」が、重要な研究対象として脚光を浴びている。巨大な歴史的事件や社会変動を経験した個人の語りは、ますますその価値を高めている。
今回、このシンポジウムでは、日本・台湾・韓国の第一線の研究者が集まり、「東アジア」を軸としたオーラルヒストリーの比較研究の可能性を探る。
植民地、戦争、そして激動の戦後を経験した東アジアの人びとの語りを、私たちはどのように聞き取り、解釈し、そしてまた新たな物語を語り継いでいくことができるだろうか。
国際学術シンポジウム
歴史・人生・物語──東アジアのオーラルヒストリー研究
2020年3月21日(土)12時~17時 延期になりました
立命館大学東京キャンパス(東京駅徒歩5分)http://www.ritsumei.ac.jp/tokyocampus/access/
予約不要・参加無料
〈報告者〉
国立政治大学台湾史研究所准教授 李衣雲
韓国学中央研究院教授 金元
慶應義塾大学総合政策学部教授 清水唯一朗
立命館大学大学院先端総合学術研究科教授 岸政彦
〈総合司会〉東京大学情報学環特任准教授 竹田恵子
〈コーディネーター〉東京大学情報学環教授 北田暁大
主催:東京大学情報学環北田暁大研究室/立命館大学生存学研究所
使用言語:日本語・中国語・韓国語(通訳付き)
問い合わせ:寄附講座 「東アジアオーラルヒストリーアーカイブ構築研究」事務局(keiko_takedaあっとまーくiii.u-tokyo.ac.jp)