にがつらTips2 「アクセシビリティー」はみんなにやさしい

 書類を読むのが苦手だ。本はまだ読めるんだけど、いわゆる書類の文章がどうしても苦手。でも仕事上、大量に読まないといけないときがあります。これに時間をとられては、他のことができません。

 他の人をみてると、そういった書類をスラスラ読めてる人もいるんですよね。あと、やっぱり、文書を画像のように記憶できる人も実際いるみたいです。ある語学が得意な方がいて、その人は校正もすごく得意だとおっしゃっていまいた。文字の方から飛び込んでくるんだって。テキスト得意な人、視覚で記憶できる人、めちゃめちゃうらやましいですよね…。暗記も語学もめっちゃはかどるんだろうなあ。

 でも、きっと私にも得意なことがあるはずと諦めませんでした。で、私は何が得意なんだろうと考えてみたんだけど、そういえば、私、歌の歌詞覚えるのすごい得意なんですよ。詩は暗記できないのに、歌はできる。スペイン語の単語も、歌で覚えたやつめっちゃ多いんです。

 あと、スペイン語の先生が話しながら教えてくれた単語はめっちゃ覚えられるんですよ(でも、キクタン的なやつでは覚えられない。会話でないとダメみたい)。

 どうも、リズムのある音声と相性がいいようなのです。身体を使ってリズムをとったりするのが大切みたい。スペイン語の会話も、テニスみたいに身体で打ち返してるみたいな感覚になるときはしゃべれてるなーって思うんですよね。

 身体を使うといえば、昔から、勉強するときとか、電話するときとか、講義を聞いてるとき、ペンで落書きをしたりメモしたりしてないと、落ち着いて聞けませんでした。だから、昔のノートみても、研究会のレジュメみても、イラストだらけ。

 こういった自分のクセを総合して考えてみると、どうも身体を動かしながら耳で聴きながら目でも読むという組み合わせがいいのでは、と思うようになりました。

 それで、Macの「アクセシビリティー」機能を使って、テキスト読み上げを聴きながら、文書に線を引きながら読んでみるという技を編み出しました。書類がめっちゃ読めるんです!!もちろん、ゆっくり吟味しないといけない文章とか、文学とかには向いてないのですが。

 スペイン語も自分の声でスマホの録音機能で吹き込んだものを聞き返したり、いろいろ試してます(あと、単語覚えるのにダジャレはやっぱり有効)。

 解放出版社さんの出版物は、アクセシビリティーの保証のために、買った本のテキストをくれるので、最近はテキストを送ってもらって、聴きながら読んでます。

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