ネガコメはスルーで、というのがネットでのルールだが、たまにああ面白いなあと思うことがある。
はてなブックマーク - 採点の祭典 - にがにが日記
ひさしぶりににがにがにブクマがたくさん付いておさい(さいとう)が喜んでおりますが、たくさんブクマつくと必ずネガコメが付いてくる。ここにもちらほら出てきたなあ。まあ、そうはいっても上記のブクマにはおさい自身を攻撃するようなことはひとつも書かれていないが、エントリにでてくるギャルの実態に反応したようで、
「草食系男子としてもそういう女性は望まんだろう。そこでウンザリして撤退してくれるんなら誰も損することなくていいんではないかね 」
なんて書かれてるんだけど、どうでもいいけどこういうことを書く人ってみんなおんなじ文体やな。「脳内効果音」っていうか、頭の中だけで「じゃじゃーん」ってなってる感じだ。実際はしーんってしてるんだろうけど。「そういう女性は望まんだろう(じゃじゃーん)」みたいな。「言うたった!」「俺って毒舌!」「世相を斬る!」みたいな感じになってるんだろうか。ネガコメに釣られているようではネットジャンキー(by 厨先生)にはなれませんよ。
まあそれはそれとして、ただ、上記のやつは、なんか「あ、ネガコメだ」って思う前に「え?」って思った。それでちょっといろいろ考えてわかったんだけど、ようするにこの人、生意気なギャルが人生のこともよく知らないくせに男を見下してバカにしてるっていう図を勝手に思い描いて、まるで自分がバカにされたみたいに感じたんだろうなあ。
おさいが書きたかったのはぜんぜんそんなことじゃない。それははっきり書かなかったおさいも悪いんだけど、ようするに階級の話なんだよな。
おさいはいくつかの大学で教えているけど、そのなかのひとつに、大阪の「インナーリング」に位置する、まあまあのレベルの私立大学があって、そこには関西のお嬢様も通っているんだけど、なかには地元のヤンキーやギャルの子たちも多い。そういうヤンキーの子たちは、都市下層とまでは言わんが、「地元」という名のかなりハードな世界で暮らしている。そこではDVもシングルマザーも当たり前で、ちょっときれいな子は十代で人生のすべてを見てしまうのである。そんななかで、自分自身もそういう文化を身につけながら、たまたま学力があり大学まで進んできた子たちなのである。
そういう世界に住む子たちを、おさいは心から可愛がっていて、学生たちもよくなついているようである。その結果が、あの衝撃的な(笑)レポートにあらわれているのである。俺なんかよりよっぽど学生に人気があって、みんな心を開いて正直に自分の体験談を書いてくるのである。
まあそういうわけで、おさいのエントリは、けっしてバカな小娘が偉そうに男を上から見ているという話なのではなく、十代のうちに男に絶望せざるをえないような日常をたくましく生きる、大阪の下町に住むギャルたちの話なのであった。みんなけなげでほんとうに強い。
ちなみにおさいによれば、この一群のギャルの子たちは「めちゃめちゃ可愛い」そうです(笑)。