いやーー選挙面白かったですね。久しぶりに面白いもんみさせてもらった。
ここ最近、政治関連スレで出回っている“ネトウヨの実態”の画像:【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´)
ネトウヨ大憤死の巻
はてなブックマーク - 日本中の大人達に、高校生が《選挙》‐ニコニコ動画(ββ)
「ポスティング」って……。三十路超えてからもっかい見て「恥ずかし死に」せんようにしとけよ(笑)。しかしアレだ、そこらじゅうでみんな言うてることですが、ネットで騒いでるこの手の若い連中が実は全体からみるとごくわずかしかいないっていうことが、今回の選挙でもはっきりしたな。
関係ないですが、
チルドレン片山さつき、落選の意味:日経ビジネスオンライン
ここに出てくる城内実って、ものすごいゴリゴリの排外主義者というか差別主義者やねんな。
◎ 政 治 ◎ 「国籍法」の改悪に反対する! « 城内実のとことん信念ブログ
↑これひどい。外国人と西成の大阪人が不正行為をおこなって生活保護をかすめとっているように描かれている。たしかに西成区の保護率は全国一ですが、釜ヶ崎というものの存在を知らんのかこいつは。いっかい三角公園の真ん中でおんなじことを大声で言うてもらおか。
さて、なんで民主党が勝ったのか? これについてはそれこそもうそこら中でいろんな専門家がいろいろ難しいこと言うてますけども、いちばんでかい理由は「オバマがかっこよかったから」ぐらいのものだと思います。で、「オバマの民主党と同じ名前だから」ぐらいの理由で選んでるんじゃないでしょうか。少なくとも無党派層は。
でも自民党が負けたのはいろいろ理由がある。
ちょっと被差別部落と沖縄という、「日本の周縁」に視点を置いて考えてみると。
いやあ実は数年前からもう自民党は、というか、自民党のもともとの支持基盤であるところの田舎の土建屋とか中小企業が本当にヤバいことになっている、ということは、地方の被差別部落からもぼちぼち伝わってきていまして。小泉改革以降の、特にここ7〜8年の公共事業の激減ぶりっていったらない。農村部落の例でいえば、たとえば中国地方や四国の被差別部落は何でメシを食っているかというと言うまでもなく公共事業である。かれらは同和対策予算だけでなく一般的な公共事業にも依存しているのだが、それは別に部落の土建屋に優先的にまわってくるわけではなく、60年代〜70年代の同和対策予算に依存する土建屋が増加したのだが、一般的に土建屋というものはどこの地域でも公共事業頼みというわけで、自然と部落でも公共事業が収入のかなりの部分を占めてしまっていたのだ。(ちなみに今では同和予算というもの自体がなくなっている)
たとえば、これは西日本のある農村部落の例だが、地域の解放同盟の支部が主催する「人権と文化のつどい」みたいなお祭りが毎年あるんだけど、そのなかで地元の小学生がたくさん出てきて、「こんな立派な橋ができました!」「こんな素晴らしい道路ができました!」と、地元の人びとに報告するというイベントがあったりする。
このイベントには大事な意味があって、一昔前はきわめて劣悪な生活環境におかれていた部落の人びとが、運動と同和予算のおかげで人並みの暮らしができるようになった、ということを確認して、運動の重要性を将来の世代に伝えていこう、ということなんだけど。
それがこの数年、地元の土建屋は軒並み壊滅状態で……。地域にもよるから一般的にすべての農村部落が、とは言えないんですが、とにかくこの間の公共事業の減り方と、土建屋中心になってしまった地方のムラの財政は、目を覆うばかりの惨状らしいです。上記のムラの土建屋も、おそらくここ数年で半数が消滅すると地元でも言われている。
解放同盟は政治的には革新系ですが、地方のこうした状況は一般の農村とも共通しているし、意外と農村部落の地元の人びとは政治的には非常に保守的なので、ほぼ自民党支持層が共通して抱える問題として考えてもいいと思います。
公共事業に依存するという意味では沖縄も同じです。実はここ数年、強固な自民党の支持基盤だった沖縄の建設業界もきわめて深刻な状態でして……。たとえば08年度上半期の企業倒産件数の過半数が建設業で、これは全国3位の割合です。そしてこの建設業の倒産が、関連する業界にまで連鎖倒産を引き起こしているのだ。沖縄県の総生産のうち建設業だけ抜き出すと、少し古いデータだが、1996年には3840億700万円だったのが、2005年には2725億4100万円と、10年で3割ぐらい減っているのである。実際に建設業では、現場労働者ではなく営業職の正社員が数千人の割合で減少したという話もあり、もうお先真っ暗の状態である。
確かに、沖縄のある離島では、人口が1600人しかいないのに巨大な体育館と温水プールがあり、周囲はすべてテトラポットの護岸で覆われている。あまりといえばあまりのムダである。そういうのをみると、どうせ公共事業やるなら「いちど公共事業で設置したテトラポットを、もういちど撤去する公共事業」(笑)ぐらいやらないといけないと思う。沖縄の公共事業は誰の目からみても無駄なカネを投資して沖縄の自然をガンガンぶっ壊しているだけなのだけど、それで多くの島民がメシを食えていたというわけで、このあたりを考えると本土の人間が軽々しく公共事業廃止とは言えないよな。
以前、県内某所でボランティアの平和ガイドやってる教員崩れの腐れナイチャー(笑)が、「わずかな補助金と引き換えに青い海を売り飛ばしてしまう愚かな沖縄人には目を覚ましてほしい」(原文ママ)と発言したときにぶち切れた俺だが(笑)、「カネがない」ということをあまり甘くみないほうがよい。地位を保証されてのうのうと暮らしている教員や公務員ならなおさらである。
話がそれた。そしてついについに、今年の沖縄県建設業協会は、自民党の公式の支持をやめて、会員の自主投票にまかせるという事態に至ったのである。戦後の沖縄県における建設業が果たしてきた政治的役割を考えれば、実に感無量である。
まあ、民主党も自民党以上に公共事業を削減していくだろうけど、古くからの自民党支持層であるところの「地方の土建屋」っていうものにとっての自民党を応援するメリットが、ここ数年で急激に小さくなってきていることは確かです。そのへんの、あまり表立って報道されない激しい変化が、部落や沖縄でフィールドしてると体で実感できます。
以上のように、直接的には小泉改革によってだが、おそらく長期的には誰が首相になっていても国家の財政状況から考えればシジフォスのような公共事業は早晩縮小される運命にあり、要するに自民党が戦後営々と作り上げてきた「国の基盤システム」の一部であるところの、「公共事業→土建屋→選挙応援→公共事業」というサイクルが自然消滅しつつあるのである。小泉がしたことはこの崩壊のスピードを多少早めただけであって、財政均衡をどのていど重視するかの違いはあったにせよ、遅かれ早かれ地方の選挙区の票を、同じころ徹底的にドブ板活動を展開していた小沢に持っていかれたに違いないとか書くと、なんかそんへんのいっぱしの政治経済系のブロガーみたいでたいへんお恥ずかしい。しまった柄にもないことを書いてしもた。反省してさいとうさんのバカな話を書きます。さっき自分のブラジャーを頭にかぶって「ネコ耳」って言うてました。