sociologbook

ライブのお知らせ

  • 2009.08.31 Monday 18:32
告知でございます。細々とやっているボサノババンドですが、またライブします。秋の一日を素敵なボサノバで(サムい)。

9月20日(日)、玉造の「magatama」ってとこです。チャージは要らないっぽいです。

お近くの方はぜひ!

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龍王宮

  • 2009.08.25 Tuesday 04:36
龍王宮:来春取り壊し、バラック小屋 あす祝祭--大阪・都島の旧淀川 /大阪 - 毎日jp(毎日新聞 2008.8.21)

 ◇済州島出身の在日コリアン祈りの場 研究者ら「最後の機会」

 大阪の在日コリアン社会をつくった韓国済州島の出身者らが故郷を思って祈りをささげた旧淀川左岸河川敷のバラック小屋「龍王宮」(大阪市都島区)が来春にも、取り壊される。民俗信仰の習慣が廃れて利用が減り、1世らの死で忘れられた存在になる小屋に、若手の都市研究者らが注目。「歴史を掘り起こす最後の機会」と22日、龍王宮で「祝祭」と称した催しを開く。

 主催する「こりあんコミュニティ研究会」によると、龍王宮はJR桜ノ宮駅高架下の旧集落にある。主に女性が生計をやりくりして巫女(みこ)を頼み、泊まり込みで現世利益を願う占い「クッ」を行った。同様の施設は大阪・生野などにもあるが、水辺にあるため「故郷につながる場所」と重宝されたらしい。

 龍王宮に関する研究がほとんどない中、在日2世の管理人男性が1月に急逝。遺族の相談をきっかけに、大阪市立大都市研究プラザの研究員ら約50人が今春、同研究会を発足し、実測調査や利用者の聞き取りなどを決めた。

 祝祭は午後1時半から、同島出身の詩人、金時鐘さんらのリレートークや在日歌手の朴保さんのライブなども予定。参加費1500円。同研究会(06・6605・2071)。【武井澄人】


退去迫られる在日祈りの場 「桜ノ宮龍王宮」 民団新聞 2009-07-29

「貴重な文化遺産」惜しむ声も

 【大阪】民間のシャーマニズム信仰に根ざした在日の祈りの場「桜ノ宮龍王宮」が「不法占拠」を理由に行政から立ち退きを迫られている。研究者からは「貴重な文化遺産をなんらかの形で残せないか」という声が上がっている。

 龍王宮のある敷地は、JR環状線桜宮駅の高架下から大川の河川敷に広がっている。高架下の路地を入ると廃品回収の買取場や事務所、炊飯場、寄宿舎が木々に囲まれ軒を連ねている。狭い路地をさらに進むと、大川の水辺に面していちばん奥に建っている。

 いまでも鶴橋や奈良県生駒からポサル(菩薩)を呼び、月数回はクッ(巫祭)が行われる。恨を祓う一連の儀式は数日にわたって続くことも珍しくない。郷土文化研究者で生駒・宝塚の「韓寺」事情に詳しい全奎通さんは「日本社会での複雑な立場や、ままにならぬ生活上の不安が在日韓国・朝鮮人を現世利益を願うクッに走らせてきた」と分析している。

 行政からの退去命令が出たのは家屋を管理してきた在日同胞が亡くなって間もない今年1月。低所得層地域のまちづくりに関する実践的な研究が専門の全泓奎さん(大阪市立大学都市研究プラザ・准教授)は、「龍王宮には済州道につながる在日同胞の文化、歴史、宗教があり、生活があった」と惜しむ。「行政と折衝して、済州島を思わせる石垣や韓国風の開放的な東屋をつくるとかいろんな方面からの知恵と協力が求められている」といった声も上がっている。


実はこの龍王宮のすぐ近所に住んでいるのだが、さすがに中に入ったことはなかった。先日、ある研究会にお誘いいただいて、はじめて中に入った。そのときの貴重な写真です。

http://sociologbook.net/photos/(012. 桜ノ宮・龍王宮(2009.6))





ゲーラさんライブ、厨先生とお会いした、東京の地下鉄の複雑怪奇な表示

  • 2009.08.22 Saturday 21:16
いや〜〜、一昨日ですか、財布を落としまして……。まったく気付きませんでした。昨日のブラジル人サッカー大会のことを久しぶりに書こうと思って久しぶりにここの管理画面見たら、拾われた方から「拾いましたよ」というコメントが……。すぐに書かれていたメアドにメール出したら、ほんとに親切な方で、次の日に梅田の会社まで取りに行きました。お仕事中すみませんでした。

っていうことがあったりしたんですが、8月は沖縄出張→沖縄出張→長崎出張で半分家にいないんですけども、その合間をぬって東京に行ってきました。これは純粋な遊びです。

フアン・ルイス・ゲーラのライブをわざわざ見に行きました。ラテン系のライブってなかなか大阪でも見れないし、いちど見逃すと下手するともう一生見れないかもしれない。

YouTube - JUAN LUIS GUERRA - LA TRAVESIA ←この歌ほんとサイコーです

えーとそれで、せっかく東京に行くので、10年来のネットでのお付き合いがありながらまだリアルでいちどもお会いしていない厨先生こと稲葉振一郎氏にお会いできました、ようやく!

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厨先生へのお土産。私の手書きです。

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ライブは「いしけりあそび」さんと一緒に行きました。いしけりさんの法律事務所からの素晴らしい眺望。「あれが押尾がヤクやってたマンションだよー」「あーあそこっすかー」

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ゲーラさん待望の初来日。新木場の会場は半分以上ラテン系のガイジンばっか。そのうち半分ぐらいはいしけりさんの知り合い(笑)。

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会場で踊りまくるスペイン語圏の方々。どうでもいいですがラテン系ガイジン目当ての日本人の女とそれ目当てのラテン系ガイジンがめちゃくちゃ多かった。ちなみにライブはサイコーでした。会場で不法に撮影された動画が大量にyoutubeにあるので、「Guerra Tokyo」「Guerra Japan」とかで検索してみてください。

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これどこだっけ、新橋? あのよく泥酔したサラリーマンがテレビに出てくるとこやな。

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これは有楽町だっけ? 若い太陽の塔。道に迷って出現した。迷ってというか、ホテルに帰ろうとしてきしさいとうは反対方向に歩いていたみたいだ。

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ぐっちゃ〜〜。東京名物「地下鉄のわけわからん表示」。前にも「どっち側の扉が開くか」がけっきょく最後までわからんという表示を、確かたんぶらの方で載せましたけども。しかしこの路線図も改めて見るとすごいなあ。

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というわけで白金の明治学院オサレ大学に行ってきました。さすがにミッション系ですな。浄土真宗とは雰囲気が全然違うよ!(笑)そして本邦勝手に初公開、厨先生の研究室。かなりのアノミー状態だがオトコ☆マスダよりははるかにきれい

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そしてまたこの表示。そもそもこの図が何をあらわしているのかを理解するまでに数秒かかった。まあ理解したあとでもこれを使いこなすのはかなり時間がかかりそうです。

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この車両は女性専用なんだけども、それは「(1) この車両が最後部のとき」、なおかつ「(2)平日の始発から9時20分までに押上に到着する車両」という二つの条件を満たした上で、「(3)どっかからどっかまでの区間」に限って女性専用にしてやってもよいけども、それも「(4)半蔵門線内は9時半までに限る」という例外があるから気をつけろよそれから、上記の条件をすべて満たしたときに女性専用になるんだけども、そうなったときでも、小学生以下、お体の不自由な方、その介護者に限ってはさらに例外として乗車を認めてやるからありがたく思え。てか、それって男性高齢者なんかはダメってことだな。

いやーとにかくたまに東京行くと面白いもんばっかりなんですけども。まあとにかく十年越しに厨先生にお会いできて、ほんとにたいへん光栄でした。稲葉さんはネットとそんなに変わらんかった。「よく喋る面白い兄さん」っていう感じだった。しかも昼飯まで奢ってもらってしまった! 次に関西に来ることがあったら連絡してください。またゆっくりお会いしたいです。





突発的国際サッカー親善大会

  • 2009.08.21 Friday 03:04
すっかりほったらかしにしてしまった……。ミクシとついったとたんぶらで満足していてはダメなのである。しかしそういえばついったとたんぶらが流行ったおかげで「もうブログは古い」みたいなこと言う人も出てきて、そうかと思えばはてな日記がいまごろはてなブログになってたりとか、まあどうでもいいですけども、ちょっとずつこの夏にあったことや考えたことや聴いたものや読んだものを書いていこうと思うんですけども、しかし俺はこれ何のためにやってるんだろうか。もう十年続けてますけども。言うときますけども「sociologbook」っていう名前はブログが流行る何年も前から使ってるんだからな。

6月の終わりに、大学で担当しているエスニシティ論の授業に、ゲストとして滋賀県内にあるブラジル人学校の校長先生に来てもらうことになった。この世界ではかなり有名な日系ブラジル人の女性で、非常にエネルギッシュなというか、赤字になるのもいとわず熱心にブラジルの子どもたちの教育活動をおこなっている。

それで、前からちょっと知り合いではあったんですが、ぜひこの校長先生に大学の授業に来ていただきたいと、いろいろ手続きやら段取りやらをして、予定の日の前の週ぐらいに電話したら、「子どもたちもみんな喜んでますよ!」と……。

「え、え、子どもたち連れてくるんですか?」
「50人で行きますよ!」

ちょっと待ってくれ(笑)

それで急遽、各事務方面に連絡をとりグラウンドを確保し、ゼミ生を中心にイキのよい学生をかきあつめ、日伯サッカー親善大会に。

山奥にあることもあって一般市民もめったに入ってこないキャンパスを、ブラジル人の子ども数十人連れて歩いたらまあジロジロ見られましたけども(笑)

プライバシーのこともあるので小さい写真で。

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……というわけで、突発的日本ブラジル親善サッカー大会も無事終了したんですが、実はこの子たちほとんど授業料払ってないんですよ。

いやもう百年に一度か千年に一度か知らんけど、この金融危機もいよいよ本格的な雇用調整の局面に入ってきたみたいで、特に滋賀県や愛知県、静岡県、群馬県といった郊外の、ブラジル人がたくさん働いているような地域の製造業の現場では、おそろしい勢いで派遣社員が解雇されつつある。

派遣社員みたいな非正規の労働力っていうのは、こういう時にクビにされるために存在しているわけで、雇用の柔軟性がなくなって硬直してしまうと雇用そのものが供給されなくなるから、全体としては労働市場のすくなくともある部分はできるだけ柔軟にしておくというのはまったく合理的なことだ、っていうのを理解した上で言うんですが、人間は機械じゃねーよ(笑)

親がクビ切られた子どもたちが何してるかというと、月謝の高いブラジル人学校にはとうぜん行けなくなって、たとえば家に閉じこもってずっとテレビの前で座ってる子も多いということだ。

この学校の校長先生は、こういう状況のなかで見るにみかねて、月謝が払えない子どもたちもできるだけ学校に集めたり、こういうイベントがあるときはみんな集めて出かけたり、ということをしているらしい。

それでみんな連れてきちゃったのか……事情はわかったから、事前にちゃんと言うてくださいよ(笑)

校長先生が言うてはったけど、ちゃんと月謝が払えて学校に通えてる子どもたちも、そうでない子どもたちも、「広くて安全な広場」で自由に思い切り遊んだことがないのだそうだ。この学校も、教室はなんとか確保しているけど、広いグラウンドがあるはずもなく、路地裏の道路が唯一の遊び場になっている。

大学の広大なグラウンドに出たとたんに「わー」とか叫んで四方八方に子犬の群れのように駆け出していった子どもたちをみて、おおなるほどと納得した。「広い」というだけでテンションがあがるあがる。

ウチの学生たちも、言葉がほとんど通じないなりに、いつのまにかサッカーしてる横でまだ参加できない小さい子たちとボールの蹴り合いをしてたり、小さいグループに自然にわかれて遊びの輪が広がっているのをみて、おおボールというのは、っていうかスポーツというのは偉大だなあと、生まれてはじめて思った。スポーツ嫌いなんですが。

ほんとに学生たちにもいい思い出になったみたいです。いい勉強をさせてもらいました。校長先生からブラジル人たちの深刻な状況を聞いたあとで、ほんとに純真爛漫な子どもたちの笑顔に接して、学生たちもいろいろそれぞれ考えたみたいだ。

ひとり、中学生ぐらいのルーカスっていう奴が、めちゃくちゃサッカーがうまくて、ウチの女子がみんなキャアキャア言うてたな(笑)。まったく日本語ができなくて、サッカーが好きだからいつかサッカーの勉強をしにブラジルに帰りたいって言うてたけど、この状況を考えると難しいだろうなあ……。がんばれよ。グレるなよ。