sociologbook

おはきなtube!

  • 2009.04.24 Friday 02:07
前回の日記から数日で、きなこは回復しました。どうもご心配をおかけしました……。あいかわらず「ただの風邪」ぐらいで大騒ぎしてますが……。安易に病院なんかに連れていったらよけいストレスなので、多少のことなら放っといたほうがいいってわかってるんですけど、ついつい。

きなこ、完全復活のおたけび。
YouTube - 赤い糸とたわむれるきなこ

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おお! 1ヵ月だ!!

結石してからずっと酒を控えているのである。ふと気がつくとひと月たっているのである。なんと、ひと月一滴も酒を飲んでいないのである。そのあいだに飲み会が5回ぐらいあったんだけど、ぜんぶウーロン茶でやりすごしました。見よこの強靭な意志力。せめてこの半分でも仕事に使え俺!

ミクシなんかを読み返すと、この春休みは

飲み過ぎた! 眠れない!

飲み過ぎた! 眠れない!

飲み過ぎた! 眠れない!

飲み過ぎた! 眠れない!

飲み過ぎた! 眠れない!

結石で痛たたたたた!!!

仕事に大穴あけてすいません

…… 俺、酒って体質に合ってなかったんじゃね?

というわけで酒をやめてみたのだが、いやーしかし飲んでないと体調が良い! おどろくほど体調が良い。だからといって仕事がはかどっているわけではまったく無い。

あと夜眠れるようになりました。こんなに夜ちゃんと寝てるのはほんと何十年ぶりかなあ。

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ZAKZAKの見出しが最近とくにオヤジ化している件。

大学生の興味は…17位に自動車、1位は当然アレ!

1位は当然パソコンです。

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新聞記者や公務員や教員が嫌い。あいつら組織から守られてるから。

大企業や銀行やマスコミが嫌い。あいつら陰で陰謀をたくらんでるから。

在日や部落が嫌い。あいつら集団で抵抗してくるから。

女が嫌い。あいつら一致団結して俺を無視するから。

リア充が嫌い。あいつらいつも大勢で群れているから。


……ってのは男の話で、女性のルサンチマンはまた違うかたちになるかもしれないんですが。

何の根拠もないけど、女性のルサンチマンは自分自身の身体に向けられるような気がする。過剰なダイエットからはじまる摂食障害とか、マクロビとかホメオパシー、あるいはスピリチュアルとよばれる詐欺的な似非科学の忠実な信者になるとか。さいきんだと「食育」と民族差別やナショナリズムの結びつき、たとえば中国産の食べ物に対する無根拠で病的な拒否反応とか、が気になります。

以下ではちょっと視点が男中心になりますけど。

フォーマルな領域においてたとえば安定した正規雇用から外れていたりすることと、インフォーマルな領域においてたとえば人間関係や親密性から排除されていたりすることとは、ほんらいは別のことなのだが、意外に結びつきやすく、たとえば自分が正規雇用から外れていることが集団的ないじめの被害のように思えてしまったり、友だちや恋人ができないことが社会や経済のせいに思えてしまったりする。

なかなかこの両方の面で得をしているという人は少ない。誰でもいくらかはフォーマルな面で損をしたりインフォーマルなところで寂しい思いをしたりしているのではないだろうか。

とにかくいちばんはっきりそれがあらわれてるのはネットだけど、別にネットに限った話じゃなく、妬みや恨みや劣等感っていう感情は、単にカネがないということよりもむしろ、組織に入れなかった、集団に入れなかった、あるいは、仲良くしてくれる他人がいない、他者から認められたことがない、っていうかたち、これを具体的に簡単にいうと、「ひとりぼっちの自分と、大勢のあいつら」っていうかたちをとってあらわれてくる。

大企業、役所、学校、病院、銀行などのフォーマルな組織にたいする劣等感や怨念、被害感情、反感、ルサンチマンは、教室やバイト先、あるいはもうとっくの昔に崩壊してるのかもしれんが地域社会などでのインフォーマルな親密性の領域で失敗したときの孤独感と、よく似ているし、すぐにくっついてひとつの怨念のかたまりが蓄積することになる。

だから何が言いたいかというと、いくら偉い人たちが自己責任とか自己実現とか自助努力とかがんばってアピールしても、個人的な怨念はすぐに「社会が悪い」あるいは「政治が悪い」っていう考え方にどうせ姿を変えるだろうから無駄だってことだ。それはある局面では社会変化や革命へのエネルギーを人びとに充填するのだが、たとえばモテないことからくる女性への激しい怨念が「幸せな奴らみんなが憎い」みたいに間違った方向に向いちゃうと、秋葉原事件のような自爆テロ、もっと正確にいえば誤爆テロにつながってしまう。

左派の本にはよく「ぐろーばりぜーしょんとネオリベがどうのこうので、自己責任倫理がひろまって云々」って書いてあるけど逆で、80年代や90年代よりもよっぽど今の方が「社会が悪い」って思ってるやつが多いような気がする。社会っていうか、組織? 他人?

根拠? ねーよ! たぶんまだ続くよ!





組織と個人

  • 2009.04.08 Wednesday 21:00
きなこが昨日からなんだか元気がなくてぐったりしている。あれだけ食欲が旺盛だったのにまったく食べなくなった。水も飲まないし、寝床から出てこない。

ただ、ねこにとっては自分の縄張りから出てどこか知らない場所に連れていかれるのはたいへんなストレスである。それが動物病院でもねこにとっては関係ない。

どっちがきなこにとっていいことか、と、かなり悩んだけど、やっぱり動物病院に連れていきました。案の定、きなこはめっちゃ嫌がっていた……。

点滴打たれたり座薬入れられたり、きなこはさんざんな目にあってかわいそうだったけど、血液検査などの結果、どこも何ともない、ということが判明した。それでも若干熱が高かったのと、ちょっと脱水気味だったので、薬と点滴で、まあ、無事帰ってきましたよ。診察料壱萬円也。

いまはぐうぐう寝てます。ちょっと回復したみたい。結局何だったのかわかんないままだけど、まあ、何ともなくてよかったよかった。

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いまネットとマスコミが仲悪いみたいに言われてますけども。たとえば「2ch vs 朝日新聞」とか。しかしアレですな、朝日が左翼の代表みたいに言われてるのって、俺ぐらいから上の世代の人間にとってはもうびっくりするしかない。あんなもんわしらの業界でいえば左翼でもなんでもない単なるブルジョワ中道リベラル新聞であって、たとえば解放同盟の不祥事をアカハタの次にいちばん熱心に報道してたのが朝日で、まあそのへんの生臭い話はどうでもいいんですけども。

そういえばこないだ、民主党の小沢一郎を「左翼」と言い切る2ちゃんのコピペがあって、座っていたバランスチェアからバランスを失って転倒した。あの野球のイチローと比べるやつな。

とにかく、ネットとマスコミがどれだけ仲悪くなっても、2chの連中でもいちゃもん付けるときのソースはいまだに大手メディアの報道に頼らざるをえない。まさか2chの連中が世界中いたるところに特派員を派遣するわけにもいかんやろうし、たまたま事件があった場所に居合わせた奴から写メを集めるぐらいが関の山で、腐っても大手メディアはそんな「集合知」みたいなあやふやな訳わからんもんで代替できるような小さいもんではないのだ。

ところで、ネットとメディアとの対立はよくいわれているように右翼と左翼の対立じゃなくて、大衆と組織の対立である。街頭に群がる無名の人びとで構成される自然発生的な群衆と、「法とシステム」によってがっちりと守られたフォーマルな組織との対立だ。

これを階級対立といいかえてもいいが、この場合の階級とはたんにカネ持ってるかどうかじゃなくて、組織によって身分が保証されている人とそうでない人との格差である。金持ちの自由業者と貧乏な公務員だと、ネットで叩かれるのは後者である。

ネットで攻撃されているのは、特定の思想やイデオロギーではなくて、組織から身を守られている人だ。教員と公務員がそのもっともはっきりした例である。これに大手マスコミも入るだろう。いまや新聞記者やテレビ局の社員といえば、官僚制的大組織に死ぬまでがっちりと生活を保証されたお役人である。

例外は軍隊(自衛隊)で、これは組織の一員といっても「おまえ今から殺してこい、死んでこい」という命令に絶対服従しないといけない。組織から守ってもらうかわりに命をさしだしているわけで、こういう組織の場合は攻撃されない。ヤクザも同じである。

もちろん、外国人労働者や部落や特定アジア(笑)に対する差別的なテクストをばらまく悪質な差別主義者や、プーチン萌えのファシストや、教条的な国家主義者のようなガチの右翼も入ってるだろうけど、全体からみればごく一部で、とにかくネットにあふれているのは組織に対する反感である。

考えてみれば当たり前の話で、俺もつい3年前までは生活保護水準以下で生活していた専業非常勤講師だったのでよーくわかりますけども、大組織に属してない奴にとっての大組織とは、日常的には不愉快のもとでしかないのだ。誰だって学校や銀行や役所で心底呆れ返ったり怒り心頭に達したりした経験があるだろう。まあ、おかげで、いろいろこっちも「生きていく知恵」みたいなものが身に付いたんですけども。組織を相手に喧嘩するときには、先にキレた方が負けです。

だいたいネットの力が世間の注目をあつめるようになったきっかけは、あの「東芝クレーマー事件」だった。あれも組織対個人の闘いだったな。だから、ホリエモンや田代まさしみたいに、個人で悪いこと、というか、個人で好き勝手なことした場合には、ネットでは批判されないのだ。

いちばん嫌われるのは、民間からは考えられない福利厚生でガッチリと守られた中学校とか高校の教員で、とくにそれが偉そうな顔して生徒に人権を説いたりするともうボロカスです(笑)。生徒の側からすると、自分たちは例えば高卒で不安定な職業しか得ることができないかもしれない。それでちょっとタバコや酒に手を出すと、ものすごく怒られる。下手すると停学や退学だ。そのとき自分に罰を与える教員は、大学を出て安定した職に就いている。これで反感が出ない方がおかしい。あいつらにもクビになる恐怖を味わってほしい、という思いが、たとえば、わが街大阪の橋下知事の支持層にあるんだと思う。

おれ個人の考え方は、これと矛盾するようだけど、もっと教員と公務員の待遇を良くしないと優秀な人材が集まらないので、全国津々浦々の財政赤字に苦しむ地方自治体は、教員と公務員をリストラするんじゃなくて、逆に今こそ給料を上げないといけない、というものだ。おれは個人的にはこう考えているんだけど、学校や役所などの「個人と組織との接点」で、組織の側にいる人間に対する反感がますます強くなっていることは実感している。

さて、ここで話はまったく変わります。ふと思い出したので書く。大阪にある某巨大私立大学での非常勤時代のお話。4、5年前のこと。いまどうなってるかは知らんけど。

若手の非常勤はたいてい教養科目の社会学概論みたいな科目を担当するのだが、これが大教室に200人とか300人とかが当たり前の世界で、そういう授業をいろんな大学で何コマもやっていたおかげでノドが鍛えられましたけども(笑)、大変なのがテストの採点。これが本当に大変。俺が出したテーマに沿って同じようなテスト回答が200枚とか300枚とか並ぶ。同じような内容の答案を何百枚も読むというのはまさに地獄であるが、単位がかかっているので向こうも真剣、仕事がかかっているのでこちらも真剣である。

一週間も十日もかかってうんうん言うて泣きながら採点し終わってもまだ終わりじゃない。今度はそれを採点表に転記しないといけない。

たしかその大学は事務がしっかりしていて、テスト用紙に付属の採点欄に点数だけ書き込んだものを窓口に持ち込めば、あとは事務員が採点表にまとめて書き込んでくれるという、夢のようなサービスをしてくれていたのであった。今どうなってるか知らんけど。

で、それがある年に、インターネットで採点表が送れるようになった。ウェブ採点システムの堂々の完成である。それまでだって点数だけ書き込んだ学生各自の答案用紙の一部を切り離して事務に提出するだけだったのでラクだったのだが、それでもそれだと現地まで足を運ばないといけない。これに対し、ウェブ採点だと、書き込んだ点数をもういちどブラウザ上のスプレッドシートにいちいち手作業で書き込まないといけない、というのはなるほど確かにそれまでと比べてかなり手間なのだが、そのかわり現地まで行かなくてすむ。

どちらがラクか、と考えて、自宅のパソコンからネット上で採点表を記入した方がラク、という結論に達したのである。けっこう遠い大学だったので、現地まで行かなくてもよい、というのは魅力でした。

それで、200名か300名かの学生の点数を、いちいち手作業でブラウザから書き込んでいったのである。

バラバラになっている答案を学籍番号の順番に並べ替え、自分のパスワードでログインし、画面を見ながら間違えないように一枚ずつ慎重に入力する。ほとんどまる半日がかりで終了し、やれやれと思って「採点表を送信」ボタンを押したのである。さあ終わった、ビールでも飲むか、と思ったそのとき、画面にあらわれたのは、

「送信が完了しましたが、最後に必ず、この画面をプリントアウトしたうえで、所定の箇所に捺印して事務までお持ち下さい」

おれの人生でいちばんずっこけた瞬間であった。

とうぜんハンコ押してわざわざ持って行きましたよ! 





無題

  • 2009.04.07 Tuesday 23:33
彼女が死んだ。 - kom’s log





お人見、あるいは諸民族の祭典

  • 2009.04.07 Tuesday 10:24
というわけで体調もたいへん良いので日曜日はお花見に大川沿いを桜ノ宮からふと気がつけば大阪城まで歩いたのである。薄曇りだった空も徐々にすかっと晴れてきて、平和でおだやかな一日であった。

土曜日雨だったせいか、この日曜日のお花見はめちゃくちゃ人多かった。そしてみんな焼肉を焼いていた。大阪で花見といえば焼肉である。おそらくおおもとは在日朝鮮人たちの「野遊会」(ヤユフェ、映画『パッチギ』にもそのシーンがある)が大阪市民のあいだに広がったものだろう。大阪城公園はたちこめる焼肉の白い煙で視界1mの世界である。

そしていろんな人がいた。おもしろかったので花の写真はほとんど撮らず人ばっかり撮っていた。プライバシーのこともあるので小さい写真でお送りする、ある春の日の「諸民族の祭典」である。

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同じ体型の人が100人ぐらいいて、みんな太い横縞のシャツを着ていた。ラグビーか何かだろうか。しかしみごとにみんな同じ体型

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「メンナク系」というか、若いホストみたいな子らが、いつまでもだらだらとブルーシートを敷いていた。集団行動は苦手そうだ

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このあたりのお花見にかならず来る、地元町内会のだんじり太鼓。太鼓ごと持ってくる。よく見ると小さい子どもが叩いている。楽しいがちょっとうるさい

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わかりにくいが、お花見遊覧船に芸人が乗ってなにか寸劇っぽいことをしている。見ていると船着き場に別の芸人が待機していて、寸劇の一部になっていた。進行役のお姐さんのテンションがUSJ のターミネーターの姐さんっぽい

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わかりにくいが、白人の女性が大阪城を撮っていた。この日はほんとにガイジンさんがたくさんいた

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定番、オタの方々。仮面舞踏会?? いわゆる「オタ芸」というのでしょうか。輪になってなにかの振り付けで同じ動作をずっとしてた

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よく見るとカメラの俺にむかってひとりがピースしてる。こういう集団見るといつも思うけど、踊ってないときはみんなほんとうに静か

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これは最後まで何やってるかわかんなかった。いろんな年齢やタイプの方がいた

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ラジコンヘリ同好会??

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チャンゴを叩いていた。在日の人たちかなあ

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三線を弾いていた。沖縄の県人会とか郷友会の方々でしょうか。春の日ざしに三線の音色がよく合います

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「フリーチベット」な人たち

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小さくて読み辛いけど「公園内火気厳禁、バーベキュー禁止」

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いやもうとにかく人がいっぱい

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撃沈

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ゴミの量も半端じゃない

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僕も入れてください! 僕にも肉ください!

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この日いちばん目立っていたロカビリーの人たち。ぱっと見40代後半から50代(女性も)。普段何してるんだろう。たぶん矢沢とかクールスとかの世代

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というわけで、のどかな春の一日、いろんな人をみました。楽しかった