sociologbook

人生劇場は続く

  • 2008.03.30 Sunday 11:21
というわけで、ヒマがあると日記系を見てます。あいかわらずハマってます。こういうのが人生っていうもんだよな。思想とか哲学とか要らんよ。

なんかもう壮絶すぎて言葉もない。

罪と罰@日記系.jp [nikki-k.jp]

他人にはどうしようもないんだけど。犬も可哀想。まだ5日分しか書いてないけど、すでに人の一生分の不幸が書いてある。





木蓮と桜とちんこ

  • 2008.03.28 Friday 15:26
教務委員というお仕事を仰せつかっておりまして、それなりに忙しいんですが、民間の金融とか不動産とか旅行会社とかマスコミとかに比べたらぜんぜんマシだと思いますが、まあ忙しいことは忙しいです。うーん、どうなんかな。やっぱり忙しいんかな。原稿の締め切りとか抱えながら新年度のカリキュラムをいろいろアレするとか、履修登録のアレをアレするとか、雑用ばっかりなんですけど、まあ忙しいんだろうなあ。しかし大きな組織で正規雇用されるのが人生初の体験なんで、なにしろ今までバーテンとかバンドマンとか土方とかそんなんしかやったことがなかったんで、毎日が発見です。あと失敗。そりゃあもう大失敗とかしてますよ。まわりの皆様に助けてもらってます。

というわけで、まあ忙しいのか忙しくないのかわからんままに毎日働いておりますが、そんななかポカンと午前中ヒマになった日があったので、さいとうと近所をぶらぶらと散歩した。春だねえ。木蓮が満開で桜が五分咲きだった。

いやほんと、いま住んでる街が好きでね。桜ノ宮っていう名前もなかなか良いよね。さいきんゆっくり散歩する時間がなかなか取れないんで、ちょっと春の街を満喫してきました。

P1020487.JPG
京橋のOBPに咲く白木蓮。

P1020488.JPG
Macのデスクトップ用に右側を空けて撮ってみた。解像度の高いやつが欲しい方は言うてください。

P1020489.JPG
京橋の寝屋川沿いに咲いてます。

P1020490.JPG
で、犬を撮るわけですけど。これは大阪市長公館のあたりだっけ。この子かわいい……。一緒にいたでかいレトリーバーがホームレスのおっちゃんの自転車と激突してたけど、おっちゃんは犬の心配してた。春の川沿いの公園ではみんないい人になるんだろうか。

P1020491.JPG
そのレトリーバーにおっかけられていた猫の大家族のひとり。猫という生き物は犬なんかには捕まりませんよ。レトリーバーがガウガウ言うて茂みに入ったら、バッタの大群みたいに子ネコがいっぱい出てきて散らばったのがめっちゃ可愛かった。

P1020496.JPG
そろそろ桜が咲いてきた。満開になればこのへんは屋台と人でいっぱいになります。

P1020498.JPG
OMPと帝国ホテル。そーいや、ここの帝国ホテルで去年「保護者懇談会」というものがあって、教務委員なんで出たんですが、近所なんでスーツで自転車に乗っていったところを他の学科の先生に見つかって爆笑された。俺って自転車似合わんらしい。

P1020503.JPG
桜ノ宮の川沿いにいた、おはぎに似た子。えらい人なつっこい子だった。たくさん触らせてくれた。おはぎ「ちゃんと手を洗ってくださいよ」

P1020509.JPG
このサビちゃんは、たぶん上の長毛ちゃんの兄弟で、ずっと一緒にいた。

P1020512.JPG
なんか猫なんか何なんかよくわからん子。

P1020514.JPG
サビ猫って可愛いよな。

P1020519.JPG
まあおんなじような写真なんですけども。満開になるのが楽しみです。この土日はまだ早いかな。来週かな。

P1020520.JPG
源八橋あたりにホームレスがたくさんいて、犬とか猫とか飼ってます。NPO釜ヶ崎の貼り紙がしてあった。こんな天気の良い桜の咲く公園なら野宿もええかなあ、と、つい不謹慎なことを思う。すまん。

P1020528.JPG
おまけ。男子小学生か男子中学生の心の叫び。野江にて。このへんは、戦後すぐの航空写真にもちゃんと今のままの街が写ってる。どうも空襲で焼け残ったみたいだ。迷路のような路地がつながっている。そして、ちんこ。





台湾写真2

  • 2008.03.26 Wednesday 09:03
P1020134.JPG
ちょうど台湾の旧正月で、各地で花火大会やらパレードやらやってましたが、これは永康街の公園でみかけたいかにも「町内会」って感じの小さなかわいらしいパレードで、真ん中にいてはならないキャラが堂々といます。

P1020139.JPG
路地裏もけっこうこんなふうにずっと繁華街。いい街だなあ。左奥に寺院が見えます。

P1020145.JPG
猫がいると必ず撮る。えらいデブ猫ですが。ちょくせつ地面に座らないのは猫のプライド。

P1020147.JPG
どっかの路地にある小さな公園で。なんかこういう健康遊具がいっぱいあって、台湾っぽい。みんな体にいいことが大好き。

P1020148.JPG
町工場の看板。

P1020152.JPG
ここが今回ハマった、路地裏の庶民向け小吃。梁家嘉義鶏肉飯。めっっっっっっちゃ旨かったです、この鶏飯。二回行った。そして安い。高級なとこも行ったけど、所詮きしさいとうは庶民向けの方が舌に合ってるみたいです。いやほんと旨かった。

P1020157.JPG
帰り。中正国際空港って、今言わないんだよな。そういえば故宮も名前が変わってた。たしか中正記念堂も名前変えてたような気がする。いろいろあるんだよ、いろいろ。でも総統が変わって、また名前戻るんかな。

P1020161-1.JPG

関西国際空港に帰ってきました。おっさんヨレヨレに疲れきってますが、学生さんたちは元気でした。いや楽しかったねえ。プライバシーのこともあるのでサムネールだけね。





台湾写真1

  • 2008.03.25 Tuesday 22:17
というわけで、先日ゼミの卒業旅行で台湾に行ってきた。なぜかさいとうも付いてきたのであった(笑)。みんなでわいわいと写真撮ったけど、顔さらすわけにもいかんし、例によって街の写真としょうもないものの写真と食い物の写真。などなど。総統選挙とか無関係にやっぱり安くて旨くて人が親切で治安が良かった。いいねえ台北は。歩いて食ってマッサージ。歩いて食ってマッサージ。あと、なぜかビルケンが安いので、さいとうはお土産も含めて3足買ってた。いやしかし旨かったなあ、飯。

P1020077.JPG
台北の町並み。迪化街ってとこ。レトロな下町でなかなかよかった。台湾スイーツの豆花荘ってとこに入ったんだけど、これがバカ旨。大当たり。

P1020084.JPG
迪化街の路地。台北の街のテンプレ。上が事務所とマンションで、下が屋根付きの繁華街。ずっと繁華街。どこまでも歩ける。

P1020092.JPG
どこも再開発。広告写真とその後の建物のギャップがナイス。なんか知らんけど屋上に並んでるのは自主制作の家か?(笑)

P1020094.JPG
日系の雑貨。このキャラはないわ。総統選挙よりもこういうところにばかり目が行く。

P1020095.JPG
路地裏の名も無い(あるやろけど)商店街。若干シャッターが閉まってるとこの写真ですが、奥の方でたくさんの店が元気に営業してた。

P1020099.JPG
その中の一軒。肉屋。紛れも無い肉屋。肝臓がぶらさがってました。レバーではなく肝臓。

P1020106.JPG
あのーもしもし、俺だけど、

P1020107.JPG
いや、俺だよ俺………あ、あれ? 俺、誰だっけ……いつからここに……? いつまでここで……もしもし? もしもし? な、何も聞こえない……もしもし……

P1020110.JPG
えらいピンぼけですが、おされ台湾ベッド。おもいっきり合板。こういうの見るとああ台湾やなあと思って和む。

P1020124.JPG
顔と舌もそうですが、よく見ると右手と皿もむちゃくちゃ。でもなんか旨そう。

まだありますが、続きは明日。





本日の人生劇場

  • 2008.03.24 Monday 13:32
というわけで、ばたばたと仕事してますが、合間にコンビニ弁当の昼メシ食いながらネット見てて見つけた、今日の「人生劇場」

彼の借金が多すぎて : 恋愛・結婚・離婚 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

昨日のも恐かったけどこれも恐いねえ。途中で息子が泣ける発言をして、トピ主が別れる決意をするんですが、どうもちゃんとはっきりはよう言わんみたいですな。「借金は浮気と暴力とセット」っていうコメントが……。カネ借りる奴は調子のいいこと言うんだよね。途中でトピ主が何度か出てきて事態が動いていきますので、ぜんぶ読んでください。しみじみするわ。

あと、これも。人生劇場。

夫が浮気しています。(別れさせたい) : 恋愛・結婚・離婚 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

子どもを使ったおかげでまさに袋だたき状態(笑)。コメント欄の途中で夫に殴られたとか書いてます。他にもいくつかトピ主が続き書いてるのもおもしろい。いろいろ考える。いろいろ、うーーん。しみじみするよな、人生。





これは……

  • 2008.03.23 Sunday 14:39
というわけであいかわらず仕事ほったらかして日記系をうろうろしてたら壮絶なものを見つけた。ほんとに壮絶としか言いようがない。一個ずつ遡っていって、とにかく読んでいってください。まだ一ヶ月分ぐらいしか書かれていないんですが。

不思議な関係だよな@日記系.jp [nikki-k.jp]

えーとこれ何とかできないですかね? やっぱり他人にはどうしようもないのかな。想像を絶する日記です。何もできないけど頑張れ!





人生最強

  • 2008.03.21 Friday 06:15
「子犬の里親探し」のチェーンメールに見事に引っ掛かった(笑)。検索してみると出るわ出るわ。他のことでは引っ掛からないんだけど、犬とか猫とかの話になると、あかんねえ。ついつい、「1%ぐらい本当かも」って思っちゃうんだよね、って、それって引っ掛かる人の心理やな、やっぱり。

---------------------------------------

痛いニュース(ノ∀`):新東京タワーの名称、「ライジングタワー」「ゆめみやぐら」など6案が出揃う

「ゆめみやぐら」に一票。

ゆめみやぐら(笑)

---------------------------------------

いろいろ鬱。鬱っていうか、何だろう。ダメだねえ俺。いろいろ。公私ともに(笑)。というわけで、昨日は夕方から久しぶりに会うお客さまで、いろいろ話して楽しかったな。食事はあいかわらず穴場に行った。穴場っていう名前の店です。えーとほんで、家帰って結構テキーラ飲んで、お客さまを見送ってから、さいとうとなぜか「歩き飲み」(笑)。コンビニで缶ビールと缶入りウィスキー水割りを何本か買って、歩きながら飲む。これ、やってみてください。べろんべろんになります(笑)。なんでかしらんけど、歩きながら飲むとなんぼでも飲めます。

なんかアレだ、じっと座って飲んでるのってヒマなんだよな。このへん街中なんでいくらでも散歩するところがあって、いい気分で飲みながらぶらぶら歩いてるとほんと楽しい。

まあ、いろいろアレですが。

というわけで深酒した日の恒例行事ですが、またまた早朝覚醒して今にいたる。風呂入ろうかなあ。おはきなは足元の電気ストーブの前をふたりで占領してのんびりしている。

ところで、そうやって夜の街なんかを歩いてると、特にこのへんは人口密度が高くて、いやあいろんなところにたくさん人って住んでるんやなあ。マンションひとつにでも何十人も住んでる。ほとんどみんな知らない人だ。みんなどういう暮らしを営んでいるんだろうなあ。明かりのついた窓を見ながらいろいろ想像する。そういえば小学生のとき、当時日本でまだ珍しかったミニチュアシュナウザーを飼ってたんですが、夜中にこいつを散歩してて、よく汚い運河の堤防沿いを歩きながら、マンションの窓の明かりを見て、あれぜんぶ人が住んでるんだなあと思ってとつぜん感動してたりしたな。

ふだん、はてな界隈のブログやブックマークばっかり見てるんですが、たまに携帯とかで書き込むような日記を読むと、これがまたすごい面白くてハマる。なんかすごいリアルだ。

日記系.jp : 日記専門ブログ/モブログサービス@日記系.jp [nikki-k.jp]

ちょっとサーバー重いですが、、。

前にちょこちょこ伊勢崎の風俗のことを調べていたときに、そこの風俗嬢がここで日記書いてるの見つけて、面白くてずっと読んでたんですが、彼氏のホストに殴られたり店で干されてお金がなくなったりしてきた時点で閉じられてしまって、今どこで何してるんだろう。

そのあともここでちょこちょこ覗き見をしている。みんな人生にいろいろあって、みんな面白い。どれも面白いけど、たとえば昨日読んだのはこのへん。個別にリンク貼るよりも、カテゴリー別なのをリンクしときますので、そこからひとつひとつ見つけていってください。どれもほんまに面白い。関係ないですが、ちょっとおもしろいなあと思ったのが、このブログってユーザーを「作家さん」って呼んでます(笑)。

はてなとかばっかり見てたら、何もわからんね。同じネットでも、パソコンから入るのと携帯から入るのでは文化がぜんぜん違いますな。

恋愛系日記@日記系.jp [nikki-k.jp]

社会派系日記@日記系.jp [nikki-k.jp]

秘密系日記@日記系.jp [nikki-k.jp]

オトナ系日記@日記系.jp [nikki-k.jp]

グチ系日記@日記系.jp [nikki-k.jp]

いくつかマジでしゃれにならんこと書いてるのもあります。

人生ってすごい。思想とか運動とか要らんな。要らんってこともないですが。





チベット亡命政府によるニュース速報

  • 2008.03.19 Wednesday 11:50
TibetNet - TibetFlash

チベット亡命政府によるレポート。かなりひどい状況。「暴動」という言葉を使うべきではない。僧侶と市民による抗議活動を中国政府が実力で鎮圧しているのだ。

TibetNet - News Flash

チベット市民による抗議活動はラサだけではなく全土に広がっている。各地の寺院は中国軍によって封鎖されているようだ。14日だけで80人が中国軍によって殺害された模様。

二日遅れだが日本語でも一部が読める。
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所|ニュースリリース

その他、チベット仏教 - Wikipediaチベット - Wikipediaでざっくり復習だ!!(笑)





なんかいろいろ、うーん。

  • 2008.03.18 Tuesday 23:32
いま風呂上がりになんとなくテレビつけたら爆笑問題が大学教授んとこに話聞きに行くやつがNHKでやってて、それが本田由紀さんだった。「おお」と思ってわくわくしてしばらく見てたけど、いま消した。これって再放送なのかそうでないか知らんけど、いろんなこれ系のブログで評されているだろうから細かいことは俺が言うまでもないやろけど、なんか知らんけどいたたまれなくなって見ていられなくなった。

太田光だっけ、あの痩せてるほう。芸人としてもそれほど面白いとは思わないが、何よりも「パッと見ラディカルなだけ」っていう底の浅い世界観が好きじゃない(って俺みたいな場末のチンピラにこんな好き勝手なこと言われてつくづく有名人も可哀相ですが)。貧困や格差や差別みたいな考えることが難しい問題から逃げて「あんなもん放っときゃいい」式の問題のズラし方で何でもスルーできると思ってるみたいだなどうやら。アレだ、「貧困が問題になるのは経済的なモノサシだけで測ってるからであって、モノサシを変えれば人はみんなそれなりに幸せ」とか「社会福祉はおせっかい」とか言うアレだ。ちょっと暗い目の男子学生に多いよねこういうの。

なんかもう最初から斜めに構えて、本田由紀さんが一言しゃべるたびに陰険な絡み方をしてたなあ。

他方で本田由紀さんも、ものすごい意外だったけど、テレビカメラの前でもわりとはっきりと「前の世代が悪い」「今の若い人は犠牲者」って言っちゃう人だったんだなあ(って俺みたいな場末のチンピラにこんな好き勝手なこと言われてつくづく有名人も可哀相ですが)。「企業が勝手に非正規雇用を増やした結果……」なんていって、太田が「勝手にやったわけじゃないでしょう」と噛み付いてたけど、関係ないですけど「若い女性のインテリ」に対してどうもこの人は態度が悪いような気がしますが。それはさておき、確かに大企業といえども生き残りをかけたコストダウン競争をしているのであって、なにか悪巧みをして非正規雇用を増やしていったわけじゃないだろ。

だから、こう言えばいいんだよな。たしかに個々の若い人たちに責任が無いとはいえないけど、これだけ若者の就労状況全体が悪くなってるのは、じゃあどうやって説明する? 若い世代にとつぜん情けないヘタレが増えたっていうの? そうじゃないよね。でも、だからといって、個々の企業やもっと上の世代が悪いっていうわけでもないけど、とにかく若い人々のこの悲惨な状況をなんとかしようと思ったら、やっぱり国や企業や上の世代の人々が責任を取るしかないよね。って、単にこういう話なんじゃないですかね。

なんかこう、ある意味どっちもどっちで、「悪い組み合わせ」の一例を見たような気がして、とにかく最後まで見ていられませんでした。ただまあしかし、本田由紀さんが今までやってきた仕事はほんとにすげえなあと思います。スでそう思います。いい仕事してはると思います。





エコナショ

  • 2008.03.17 Monday 10:19
花粉やら黄砂やらいろいろ飛んでるみたいですが、

asahi.com:白い煙のようになって飛散するスギ花粉

うわあああああこれ何とかならんのか……。てか、いつもいつも不思議に思うんですが、こういうところに住んでる地元の人は大丈夫なのだろうか。花粉直撃なんじゃないのだろうか。

アホで鈍感でガサツな私ですがさすがに昨日から気管支がガサガサして目がかゆい。

あと、いろいろリンクしようと思ったけど、やめたけど、「エコナショナリズム」っていうのが最近気になる。中国の餃子とかはまあ論外ですが、たとえば黄砂でも「中国の工場が排出してる有毒ガスを吸着して」云々っていう話がよく言われます。

排他的な愛国心って、要するに民族主義なんで、「風土」とか「自然」、「季節」、あるいは「血」という言葉で語られがちだ。でも最近は特に民族や人種をあまりにも表に出すといろいろマズいので、そのぶん自然やエコの文脈で語られているような気がする。日本の輸入食材に関する語りだけではなくて、たとえば欧米なんかのクジラなんかの野生動物を守る活動に、どれくらいナショナリズムが混ざってるか知りたいなあ。そんなもん検索すればいくらでも出てくるだろって話だがな。





春ですねえ

  • 2008.03.15 Saturday 21:32
というわけで、前の日までずっといい天気、次の日からずっといい天気、で、昨日一日だけ大雨。そんな足元のお悪いなか、大学の卒業式がおこなわれた。一昨年に赴任してからずっと面倒をみてきた岸ゼミ一期生たちが巣だっていくのである。

P1020288_2.jpg
P1020317.jpg
P1020318.jpg

プライバシーのこともあるので小さい写真です。

卒業式のあと謝恩会。って言わないんだけど。いやーなかなか感動的な謝恩会であった。みんなで写真撮ったあと、いきなりサプライズででっかい花束と手作りの写真集をもらった! 泣くわ!! みんなの写真をコラージュした写真集には、ひとりひとりから俺へのメッセージが書いてあって、泣くわ! こんなん読んだら泣くわ! あと、当日配ったゼミ文集(自主制作版)の表紙のデザインが俺の顔(ヒゲと眼鏡)で、これは笑いました。というわけで、さんざん飲んで食ってふざけていっぱい写真撮って、謝恩会が終わってもまだ残ってたゼミ生の一部で終電までバーで飲んでいろいろ二年間の思い出について語りました。みんな優秀で仲良しの、いいゼミでしたなあ。人生のいちばん良い時期を一緒に過ごせて俺も幸せだったよ。

というわけでみんな社会人になるのである。人生これからである。これから長いのである。ほんとにしんどいのはこれからだが、ほんとに楽しいのもこれからである。なんか悩みがあったらいつでも相談しに来いよ。アフターサービスは永遠に無料ですよ。

まあ、すぐ次のゼミ生が入ってくるのであるが……(笑)。





うーん

  • 2008.03.13 Thursday 01:28
こ、これは……

産経関西-認知症の妻殺害 猶予判決 神戸地裁支部「動機に酌量の余地」

認知症の妻殺害 猶予判決 神戸地裁支部「動機に酌量の余地」

 兵庫県尼崎市の自宅で昨年11月、認知症の妻の首を絞めて殺害したとして、殺人罪に問われた同市西本町北通の無職、橋本幸夫被告(85)に対する判決公判が12日、神戸地裁尼崎支部であり、渡邊壮裁判長は懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役5年)の判決を言い渡した。

 犯行当時、被告は大腸がんの疑いがあると診断されたばかりで、警察の調べに「先に自分が死んだら、残される妻がふびんだと思った」と供述していた。

 渡邊裁判長は、判決理由で、殺害動機について「被害者を1人で介護していこうという強い責任感が判断を誤らせた」と指摘し、「残忍で計画的な犯行で正当化される余地はないが、動機は理解できないものではない」と述べた。また「被害者の親族も被告人の献身的な介護に感謝し、寛大な処分を求める嘆願書を提出している」などとした。

 判決によると、橋本被告は平成13(2001)年ごろから、認知症の妻、房恵さん=当時(80)=の介護を1人でしてきたが、昨年11月、自分に大腸がんの疑いがあると病院で診断され、残される房恵さんの将来を悲観し、同月11日午前2時45分ごろ、自宅マンションで寝ていた房恵さんの首をひもで絞めて殺害した。

老老介護 厳しい現実

 「被害者の冥福を祈り、正しく生き続けてください」。裁判長の言葉に年老いた被告は何度もうなずいた。認知症となった80歳の妻を、献身的に介護し続けた85歳の夫が殺害した事件の判決。公判の中では、行政に頼れず、周囲から孤立していく「老老介護」の厳しい現状が浮かび上がった。

 判決などによると、橋本幸夫被告と房恵さんは昭和26(1951)年に結婚し、2年後に長男が誕生。しかし長男は小学2年生のときに交通事故に遭い、亡くなった。房恵さんは、そのショックから立ち直れず、平成13(2001)年ごろから認知症の症状が出始めた。

 医師の診察を拒み、食事や着替えなど身の回りの世話は橋本被告がこなした。だが、症状は進み、房恵さんは夫のことも分からなくなった。「はよ子供のとこにいきたい」。失った息子を思いだしては泣いた。

 橋本被告は献身的に介護を続けたものの、昨年11月、医師から大腸がんの疑いを指摘される。「妻の面倒を誰がみるのか」。介護の大変さを知っているからこそ親類に助けを求めず、介護保険で申請できたヘルパーを行政に依頼することもしなかった。

 逮捕後、親類の男性に対し「ことを起こす前に相談しておけばよかった」と語ったというが、自身の病気から妻の将来を悲観し、孤立感が深まる中で犯行に至った。

 2人が住んでいた尼崎市によると、市内では民生委員800人以上が地域ごとに介護が必要な高齢者家庭や独居老人などを見回っている。しかし、介護認定を受けていない場合、実態把握は難しいという。

 高齢化社会が進む中、加害者、被害者がともに高齢の「老老介護」事件は増え、加害者の多くは橋本被告と同じ男性介護者とされる。判決で、渡邊裁判長は「もう少し現代医学や社会福祉機関を信じてくれたら、この結果にはならなかった。残念な犯行」とし、先月6日の論告で、検察側は「(事件の)遠因には高齢化社会に伴う国の福祉制度、介護制度のあり方が含まれている」と指摘した。

 (2008/03/12 13:53)


いろいろ考える。

ところで、産経関西っていろいろ詳しくて面白いけど、表記が年号なんだよな。読みにくくてしょうがない。昭和26年って今から何年前だ? 勝手に西暦になおしときました。





「ものぐさ」って今言わないよね

  • 2008.03.12 Wednesday 00:18
「ものぐさ言説分析」「ものぐさ会話分析」っていうフレーズを思いついたんだけど、ネタにまで膨らませているヒマと才能がない。欲しい人は勝手に持って帰ってください(いるんか?)。いちおうかぶってないかどうかグーグルしてみた。俺もマメだなあ。

---------------------------------------

あんまりモロに政治的な話をしたくないんだけど、もうこのへんのいきさつは「中の人」しかわからんようになってると思うので、ちょっと補足というか。

ちょっと「へえ」と思ったニュース。

橋下知事が同和問題をめぐって激論 - MSN産経ニュース

橋下知事が同和問題をめぐって激論
2008.3.7 22:37

 大阪府の橋下徹知事は7日、3日目となる府議会本会議の代表質問で、同和問題についての認識をめぐって、代表質問に立った共産党府議と激論となった。
 代表質問で共産党府議団の黒田昌子政調会長は「同和行政を継続することは、かえって『逆差別意識』を生じさせるなど、同和問題解決にとって有害。同和行政を完全に終結することが必要では」と問いかけた。
 これに対し、橋下知事は「差別意識はまだ残されており、同和問題は解決されていないと認識している。一般施策によりその解決に取り組んでいる。解決されていないとういうのは、私の経験でも実体験でもある。いわゆる同和地区というところで育ったが、現在、同和問題は全く解決されていない」と答弁した。
 黒田氏が「知事は差別意識がまだあるといわれたが、同和行政と同和教育は終わるというメッセージを発することが最も必要では」と再質問。
 知事は「机上の論にとらわれることなく、本当に差別意識があるのかどうかを肌身で感じている人たちの話を聴いてから判断してほしい。差別意識というものは私の周りで現にあるということを認識している」と強調。その上で「同和問題が解決されていない、差別意識があるからといって特別な優遇措置を与えていいのかは全く別問題。すべて一から総点検していく。ただし、同和問題が解決されたというのは全くの事実誤認、認識不足だ」と主張した。
 特別措置法による同和対策事業は平成13年度末に終了している。


共産党って左翼じゃないの? どうして同和行政を終わらせたがっているの? というと、実は日本共産党は部落解放同盟を目の敵にしているのだ。解放同盟のことを「解同」っていうときがあるけど、もともとは共産党が解放同盟を攻撃するときの言い方。「いわゆる『解同』」みたいな言い方をする。

この件に関しては俺自身の立場もあっていろいろ自由に書くのが難しいけど。とりあえずこのあたりの共産党系のテクストを読むと、共産党が解放同盟をどう思ってるか理解できるんじゃないかな。どちらも解放同盟を批判する組織。

全国部落解放運動連合会(略称・全解連)中央本部HP
全国地域人権運動総連合

もともとは水平社の時代から戦後の解放同盟の一時期まで、共産党系の人たちは部落の人たちの中に入って一緒にやってきた。でも、いろんなことがきっかけになって、共産党の人たちは解放運動から離れていってしまう。たとえばこれとか。

矢田事件 - Wikipedia

このあたりで詳しいのは『戦後部落解放論争史』全5巻。ネットでいろいろ言うやつはせめてこれぐらい読破しといてほしいな。

共産党の人たちが何をどう主張しているかは、いろいろ検索して調べてみてください。

ちなみに解放同盟が社民党系かというとそうでもなく、社民党にも民主党にも自民党にもいろいろ付き合いがある。あと、解放同盟の方から共産党に向かってなにかを発言したり批判したりすることは滅多にない。

共産党の人たちにもいろいろ言い分はあると思うので、党の活動自体をとやかく言うつもりはないんだけどね。弁護士さんなんかで世話になってる人もいるし。

しかしこの場合橋下知事の言っていることは正しいんじゃないですかね。まずひとつめ。差別はなくなってない。ふたつめ。いまの同和事業はいろいろ見直した方がいい。

---------------------------------------

Hello: Photoshop 0.63b in Tiger (Classic)

フォトショップの0.63。超かわいい。

---------------------------------------

きし「なんか、わーって寄ってくる人らのことネットイナゴって言うねんてな」
さいとう「いなばさんはネットイナバやな」
きし「リアルイナバじゃね?」
さいとう「実際にいるんか?」
きし「何やあの人フィクションか?」

くだらん会話してるなあ。

---------------------------------------

こないだのエントリに関して。

2008-03-06 - pêle-mêle

TFJ's Sidewalk Cafe: Conversation Room

あ、あれー、コケモモの台詞、間違ってた……これは恥ずかしいぞ! ご指摘ありがとうございます>tfjさん。お体を大切に、、、ヘルニアは辛いですよねえ、、、





春だねえ

  • 2008.03.09 Sunday 11:22
さて、大阪は静かな日曜日、とても良い天気だ。おはぎも明るい窓際で、前足で顔を隠して寝てる。眩しいなら暗いとこ行けよ。

うだうだ続けているボサノババンドですが、メンバーのいろんな大人の事情でこのたびまたしても再編成を余儀なくされまして、パーカッションとピアノが都合悪くなっちゃって、それでこの際思い切りシンプルにしてやれと思って、残ってるボーカル嬢とギター(俺)の二人に、アルトサックスの「隊長」に参加してもらってしばらく3人でやることに。昨日、京橋のスタジオに入って初顔合わせした。ほとんど初見に近い状態で「せーの」で演奏、ついでに録音もしてみた。一発録音なんで全員間違えまくっててお恥ずかしいですが……。

http://sociologbook.net/songs/

「songs」ってのも妙なフォルダ名かな。ギターはいつものヤイリCE-1じゃなくて、さいとうのゴダンを勝手に拝借。

---------------------------------------

中国とロシア。大阪でロシア人は見かけませんが、中国人は増えたなあ。ここ数年ニューカマーの労働者が増えたのも実感としてありましたが、ここ一年は特に観光客が増えた。こないだミナミのそごうとか大丸行ったらほんとに客が中国人ばっかり。そのあと道頓堀行ったらまた中国人の団体観光客ばっかり。地味な服と髪型で大声でしゃべって写真撮りまくってた。ああ、40年ぐらい前、大挙してハワイに観光旅行に行った日本の「農協さん」たちって、こんな感じだったんかなあ。

asahi.com:ロシア人豪遊 すし店貸し切り1千万円・料亭遊び - トラベル

ロシア人豪遊 すし店貸し切り1千万円・料亭遊び
2007年12月08日

 富裕層のロシア人観光客やビジネス客の来日が増えている。モスクワからビジネスクラスで到着し、ホテルのスイートルームに宿泊。ヘリコプターで富士山を遊覧し、京都で料亭遊びも楽しむ。温泉付きのスキーツアーも人気だ。新潟県内のスキー場ではロシア人の宿泊客がこの5年で25倍に増えたホテルもある。

 日本航空の東京—モスクワ便のビジネスクラスは、かつて日本人が大半を占めた。が、05年度から外国人が急に増え始めた。昨年度は、旅行客が目立ち始めた02年度に比べて3倍になる。現在、ビジネスクラスの外国人の8割がロシア人という便もある。11月1日の便では56席のうち55席をロシア人が占めた。

 法務省入国管理局によると、ロシア人の入国者は昨年6万795人となり、02年より約2万4000人増えている。

 旅行会社「ユーラスツアーズ」(東京都)によると、人気の観光地は銀座、箱根、京都、奈良など。家族連れなど個人客が多く、同社のストリグノフ・セルゲイさんは「手配した客の3割程度が富裕層」。都内の高級ホテルの広報担当者は「昨年10月ごろからロシアのお客様を見受けるようになりました。1泊数十万円のスイートルームに1週間ほど滞在するケースが多いですね」と言う。

 京都では料亭遊びを楽しむロシア人観光客も出始めている。旅行会社「ジェーアイシー旅行センター」(同)の林寛之さんは「月に1回程度、問い合わせがある」と話す。

 苗場スキー場のある新潟県湯沢町の苗場プリンスホテルでは、02年度に延べ人数で約60人だったロシア人宿泊客が昨年度は約1600人になった。今年度は2000人以上を見込む。朝夕食込みでリフト券付きの宿泊代金は1泊1人約2万円。スキーのほか、露天ぶろも人気。ロシアの極東地方では設備の整ったアルペンスキー場はあまりないという。

 中本信幸・神奈川大名誉教授(ロシア文化)は「ロシアでは和食のレストランが増え、日本のアニメも人気。日本への関心が高いなか、天然資源の輸出による好景気が追い風となり、観光やビジネスで来日する人が多くなった」と話している。

 この秋、モスクワからやって来た40代のロシア人夫婦2組が、ロシアで雇ったカメラマンと共に東京湾に面したヘリポートからヘリコプターに乗り込んだ。目的地は富士山。

 ヘリコプターは山頂に接近。カメラマンはさまざまな角度からシャッターを切り、2組の夫妻は上空から初秋の富士山の雄姿を堪能した。飛行時間は約2時間。手配したユーラスツアーズによると、費用は1時間あたり30万円という。

 05年11月、成田空港にモスクワから自家用ジェット機が着陸。降り立った2人の若い男女は車で銀座に向かった。高級すし店を2時間貸し切り、その日のうちに帰国した。2人の父親は、モスクワで人気のあるすしと天ぷらなどを出す日本料理のチェーン店の会長で、ジェーアイシー旅行センターは「貸し切り費用は1000万円でした」と話す。

 12月7日の成田空港。ビジネスクラスにチェックインした会社経営、ピスクノーブ・ミハイルさん(35)は今年、日本とロシアとの往復が10回目となる。日本製の建設機械の輸出を手がけている。「国や地方の財政が良く、ロシアは今、建設ラッシュ。今回は人気が出ている日本製バイクの取引でモスクワに行く」。搭乗直前まで携帯電話で商談に打ち込んでいた。

 11月には晩秋の日本観光を楽しむ多くのツアーが組まれた。10日の日程で友人12人と東京、京都、奈良などを回ったモスクワの会社員エレーナさん(68)は「姫路城が一番良かった。費用は約50万円。招き猫を買ったわ。インド、台湾、インドネシアにも行ったけど、日本にもう一度来たい」と話していた。

 〈好況にわくロシア経済〉 ロシアは原油、希少金属、天然ガスの産出量が世界有数で、天然資源の価格高騰を背景に03年以降、国内総生産(GDP)は6%以上の増加と高い伸びを示している。モスクワでは高級ホテルの建設が相次ぎ、ロシア人富豪による英国サッカーチームの買収もあった。


産経関西-来阪外国人200万人突破へ ミナミの商店街 アジア・シフト

来阪外国人200万人突破へ ミナミの商店街 アジア・シフト

 大阪を訪れる外国人が中国などアジア諸国からの観光で増加し、平成19年度は200万人の大台に乗る見通しであることが大阪府の推計でわかった。大型家電店や百貨店、ブランドやキャラクターのショップが密集するミナミが「短時間で買い物がしやすい」と人気を集め、店側も中国の銀行カード決済を導入したり、留学生をアルバイトに雇ったりと、“アジア・シフト”を強めている。東アジア経済の急成長を背景に、大阪は「観光商都」に姿を変えつつある。

 「日本に観光で来る中国人はお金持ち。中国にないもの、特に玄米茶や煎茶(せんちゃ)は上海で人気です。何キロ、何十キロとまとめて買っていかれるお客さまもいます」

 心斎橋筋商店街の大丸前の宇治園本店では昨年11月から中国出身の留学生、雷紅●(絹の糸が女)さんが中国、台湾から観光客の接客を一手に担っている。

 創業130年の同店が、中国人スタッフを雇ったのは初めて。雷さん採用後、同店の売り上げは前年同期比で約10%伸び、日本人もなかなか買わない100グラム1万円といった高価なお茶も売れている。

 大橋良弘店長は「うちに限らずミナミではアジアからの観光客に対応できるかがカギ。中国語のできるスタッフを置く店は増えていくでしょう」と話す。

 商店街では中国の銀行が発行する銀聯(ぎんれん)カードの決済を導入する店が増加しており、観光マップには利用可を示すマークがずらり。堺筋周辺では中国人中心、韓国人中心などターゲットを絞り込んだホテルの色分けも進んでいる。

 旅行会社の関係者によると、家電は秋葉原、ブランドは銀座、繁華街は新宿と分散する東京に比べ、ミナミは「団体の2~3時間の買い物に最適」(旅行会社)で、心斎橋の大丸・そごう前などが集合場所になっているという。

 国際観光振興機構によると、大阪を訪れる外国人は平成16年度の157万人から急激に増え、18年は30万人増の187万人。うち韓国が約59万人と最多だが、中国は前年から約6万人増えて約36万人を数え、台湾の約31万人を逆転した。

 19年度は未確定ながら、府は今年度の関西国際空港の出入国者数が14~16%程度伸びていることから、「205万人か、それ以上になるのは確実」とみている。特に、春節(旧正月)にあわせて旅行する習慣がある中国からの旅行客の伸びが際立ち、「今年の1、2月は昨年より5割増になった」(旅行会社)という。

 また、海外から大阪への修学旅行も、16年度の128人から今年度はすでに1万人を突破するなど、伸びは著しい。

 これらの背景として見逃せないのは、府が17年度から取り組んでいるキャンペーン。「ビジット大阪」と銘打ち、中国や台湾、韓国などの政府関係者、旅行会社などに直接、大阪を売り込んできた。

 日本の外国人観光に関しては長く「関西で観光、東京で買い物」というパターンが続き、「大阪には金が落ちない」のが定説だったが、府は周辺府県と協力して中国の旅行会社に広告費の一部を援助するなど、関西をツアーの最終地にするプラン作りを促進。「大阪の商売関係者も中国の観光客をより意識し始めている」(府観光振興課)という。
 (2008/03/06 13:55)





10年後のハルチン

  • 2008.03.07 Friday 20:34
さっきねずみ王様に電話したら「ここんとこ忙しいみたいやな」「なんでわかるん?」「そらソシログの更新スピードでわかるわ! 更新しすぎや! よっぽど仕事たまってるねんな」ぎゃはははうるさいほっとけ。仕事たまってるどころか尋常じゃないぐらい切羽詰まってるわ。しかも夫婦で。おれもいなばさんとかやまがたさんみたいなアタマが欲しいよ。ほんと俺仕事できねーわ。頭悪い。で、切羽詰まってるときはブログ書いちゃうよね。



で、切羽詰まってるときは昔買ったマンガも面白いよね。今日もこれ読んでなんかしみじみしたんだけど。前にも紹介したと思いますけどね。

玄田有史の『仕事の中の曖昧な不安』が2001年、小杉礼子の『フリーターという生き方』が2003年だっけ。他にもいろんな人が21世紀に入っていろんな研究を報告し、メディアもいっせいにそれを取り上げ、フリーターに対する考え方がまったく逆転してしまった。フリーターの次はニートっていう言葉が輸入され大流行し、そのあとの格差やワーキングプアのブームにつながっていく。ただ、ブームとしては終わってるみたいで、こないだ出版社の中の人に聞いたんだけど、もう去年か一昨年あたりからは格差本も売り上げが伸びなくて、いくつか企画がポシャったりしてるみたいです。

『ハルチン』が Hanako に連載されたのは95年から98年まで。単行本は98年に初版発行。もう10年前か。1998年といえば就職氷河期まっただ中で、若年フリーターもどんどん増えてた時代じゃないですかね。

ハルチンは23歳、地方から上京したフリーターの女子だ。普段はアクセサリー屋でバイトしながら、せまいワンルームに一人で住んでいる。最終学歴はおそらく専門学校卒。普段の買い物はコンビニで、食事はガストや回転寿し、マクド、ピザ、モス、たまのごちそうはフォルクスで。男前な外見と性格のおかげで恋愛とは縁がなく、最大の関心事は服とおいしいもの。安い給料で生活はカツカツだが、たまに衝動買いで浪費してしまう。

最初に読んだときいちばん面白いなあと思ったのは、一人暮らしのフリーターの女子のいい加減な暮らしが細かく描写されていることだ。とにかくカネがなく、部屋も汚く、行儀も悪い。でも女子らしいかわいいところもたくさんある。その辺のバランスがリアルで上手い。絵柄も他の魚喃キリコの作品とは違って、かなり明るい感じだ。都会で一人暮らしをする若いフリーターの女子の、特に何もドラマチックなことのないアホな日常をコミカルに描いた傑作。

たまたま現実逃避で今日久しぶりに読み返してやっぱり面白かったけど、初版が10年前ってところみて、なんか知らんけどしみじみした。さいとうとほぼ同じ世代である。今30代前半になっているはずだ。ハルチンはいま何してるんだろう。

大卒なら、この好景気に乗って派遣事務員から正社員に首尾よくなれたかもしれない。専門卒でも、手に職がついていたら何とかなっただろう。でも、だらだらと毎日を単純なバイトで過ごしていたハルチンには、どう考えても階級的な上昇のチャンスがたくさんあるとはいえないだろう。

全てが明るく楽しい、というわけではないけど、とにかく若いフリーターの気楽な生活を気楽なままに描くことができた時代だったのかもしれない。『ハルチン』が出版されたあとすぐに、フリーターやニートが深刻な社会問題として語られるようになった。『闇金ウシジマくん』におけるフリーターの描き方と比較せよ。

しかしでもなんか若いフリーターの生活が気ままそうでなんかうらやましい。というかなつかしい。俺も20代はずっとバイトばっかりやってたからなあ。自分の未来から大事な人生の時間を前借りして浪費してるようなもんだけど、今から考えると素晴らしい贅沢だ。

ただまあ、それでもやっぱりハルチンの現在が気になるんだけど。30代前半かあ、どうなってるんやろうなあ。あいかわらずバイトのままだったらけっこうしんどいかもしれんな。

↑これ書いて二時間後の追記ですが、なんかまったく同じ文章を前にも書いたことがあるような気がする。

---------------------------------------

メモ

お母さん喫茶
いやもうほんとすごい。すごい。





作品としての人生

  • 2008.03.07 Friday 03:07
さいとうと近所のショットバーでけっこう飲んで家帰ってからまたテキーラ飲んでへろへろ。いま3時。ところで先日さいとうが芦原橋の人権研究所の会議に行くためにJR大阪環状線(東京の山手線に相当)に乗っていたら、ひとりのおっさんがわりと混んでる昼間の環状線の車内でとつぜん大声で叫びだし、しまいに歌いだしたらしい。途中で下ネタ系放送禁止用語が出てきますが、資料的価値を優先させてそのまま掲載しました。ご了承下さい。

「幸子(*1)! 幸子! 50万円用意でけたで! 幸子どこ行ったんや! わしはなあ! わしは、ちんぽ立たへんのや! ちんぽ立たへんでも十分立派にやっとんのや! 幸子! えー皆様。わたくし○○○(*2)が歌います。ジンギスカ〜〜〜〜ン(*3)。闘いに敗れた〜〜。ずんずんずん〜〜〜(*4)。ラストエンペラ〜〜(*5)。 えー次に、『涙のダンス』を歌います(*6)。幸子ぉぉ!」

脚注
*1 仮名。
*2 実際の歌手名。
*3 あの「ジンギスカン」の歌とは別。どうもオリジナルっぽい。次の「闘いに敗れた」というところもおそらくオリジナル。
*4 オリジナルの歌詞が浮かばないところをごまかしているらしい。
*5 別の歌。これもどうやら適当なオリジナルの歌らしい。
*6 歌わなかったらしい。

乗客はみんな蜘蛛の子を散らすように、まあ蜘蛛の子を散らすことはおろか蜘蛛の子自体見たことないんでどんな様子かわかりませんけども、モーゼの十戒の海並みの割れ方でざざざあっと引いていったらしいんですが、さいとうは面白さに負けてずっと近くで聞いていたそうです。ちなみに、俺にこの情景を説明するときでも下ネタ系放送禁止用語をちゃんと再現してました。

なんかこう、こういう人たちの自由な表現を自由に聞いてみたいんですがね。そういう場って与えられないのかな。アトリエインカーブみたいな表現場所って無いのかなあ。ココルームとか?(←勝手に書いてる)アールブリュットの絵も面白いけど、こういうパフォーマンスもじっくり見てみたい。

どうなんでしょうかね。どうも書くのが難しい話ですが、こういうのを作品として楽しもうという態度はやっぱり差別なんですかね。差別とは言わんまでも、どっかでこういう面白がり方は不謹慎なような気もするし。どうなんでしょうか。かといって医療や福祉の空間に閉じ込めて専門家の支配下に置くのもね?





負の当事者性

  • 2008.03.06 Thursday 16:35
昨日のエントリがえらいブクマされまして、いま80ぐらい。ページビューいつもより多かった。ふだん放ったらかしにしていない時で一日だいたい500から1000ぐらいのアクセスなんですが、昨日の24時間で3500。まあ人気ブログからみたら大した数じゃないですが。どうせ一過性だし。

はてブ。含むその他のエントリ。
はてなブックマーク - sociologbook.net

まあそれはそれとして、やっぱりちょっとはっきり書いとかんとあかんかったなあと思うのは、最初に

2008-03-02 - モニターの向こうは透明な街

このエントリを紹介してからあんなこと書いちゃったので、morewhite さんまでが男性を攻撃してるととられたらいかんなあと思ってたんですが、そのあとmorewhite さんが続きで

2008-03-05 - モニターの向こうは透明な街

これを書いておられた。

まあ、もう大丈夫だと思いますけど、念のために書いておきますが、morewhite さんは最初から男性全体を悪くいったりはしてないですからね。あくまでも性犯罪の加害者の話。男性全体にひろげて一般化したのはあくまでも私です。って、そんなこと誰でもわかりますかね、心配しすぎですかね(笑)。

さて。ここからきっぱりと話はかわる。「負の当事者性」について。

ウチのはてブのコメントでおかしいのがいくつかあって、さいとうとゲラゲラ笑いながら見てた。いえいえ、ネガティブコメントも歓迎ですよ。読んでいただけるだけで幸いです。

ただ、ちょっと面白いなあと思ったのは、たぶん男性が多いと思うんだけど、「男性全体を一般化してひとくくりにするな」っていう普通の当たり前のコメントがいくつかあって、そんな普通の当たり前のことをよく書くなあと思いながら見てたんですが、そういう普通の当たり前のことに俺がまったく思い至らずに書いてるとか思ってるんでしょうかね。

まあ、それでもアレだ。矛盾するようだが、実は確かに一般化してるんだよな、これは。

俺は男性の男性性については今んとこネガティブなことしか語れない。これは何でかっていうと、俺が男性っていう当事者だからだ。ヘテロだろうがゲイだろうが、男は男だ。他の男のことはよく知らんけど、好きで男に生まれてきたんじゃないけど、すくなくとも俺は自分が男であるということから逃れられないと思っているし、男であるということは、他人に誇れるようなことじゃないと思っている。それでは女はじゃあどうなのかというと、女でいたことが一度もないからそんなことは知らん。

えーとわかるかな。この場合、俺は男というものに縛り付けられているのであって、だから、「男とか女とかで分けるのはおかしい。悪いのは男でも女でも加害者になる奴ら」とか、そういう当たり前で真っ当なことはちょっと言いにくいんですよ。

こんなこと言うと今時の社会学者から笑われるかもしれんが(笑)、男性や女性の欲望が「社会的に構築される」っていうのは、別に反対はせんけど、ただ「構築」の言葉の意味を間違ってるだろそれは、とは思う。社会的に構築されるっていうことは、ただ根拠のないラベルを貼られるだけのことじゃなくて、もっと深くてもっと怖い何か。

で、男でいるということはどういうことかというと、まあちょっとまだよくわからんけども、ただ「どうして俺は女みたいになれないのか」とは毎日思う。なんでこんなものにちんぽ立ててるんだ俺は、とかも時々思う。

なんていうかな。悪いのは悪い奴であって、それは男も女も関係ない、みたいな、良識的で常識的な普通の当たり前のことを書けないんですよ、どうしても。なんか自分の当事者性から逃げてるだけじゃないですか。じゃあなんで大阪府警察安まちメールに出てくる痴漢や不審者や子ども相手に性器見せる奴は男ばっかりなんだ? なんで男子小学生におめこ見せる女性はいないの?

負の当事者性、って、勝手に呼んでるんですが、好きで男に生まれてきたわけじゃないのも確かなんだけど、もうそういう遺伝子を与えられた時点で何かの責任、じゃないけど、なんかのマイナスの当事者性が、押し付けられているわけです。生まれたときから借金してるんだよ、男は。

なんかこう、どう言うていいかわからん。わからんけど、「『男も女もない』って男が言う」っていうのは、たとえば在日コリアンの友だちにむかって日本人の俺が「国籍や民族なんか関係ないよね! ひとりの人間として友だちだと思ってるよ!」って言うみたいな感じですか。言われた方がどう思うかは言われた方の問題だろうけど、言う方としてはちょっとそれは言えません。

---------------------------------------

うわー日本面白いやっぱり。

(cache) asahi.com:小浜に対抗、平利・栗きんとん 米大統領選あやかり列島 - 社会

「小浜」
「平利」
「オバマガールズ」
「オバマまんじゅう」
「オバマ・ハンバーグ」
「必勝だるまを贈った」
「ひらりと飛び乗れる」
「草刈り機に「まさお」」
「米紙ニューヨーク・タイムズなど内外メディアの取材は120件を超えた」
「模擬投票所を開設……中間集計ではオバマ氏の圧勝」
「お宅はヒラリーさんで何かやらないのか」
「ヒラリーさんとは長い縁がある」

そ、そのうちマジでアメリカから叱られるよ!

小浜のオバマガールズ。

(cache) 中日新聞:オバマ氏応援集会に300人どっと 開票速報見守る:福井(CHUNICHI Web)

な、なぜフラダンス……

関係ないですが、

ZAKZAK

「『こ』ならかわいいけど、『ぽ』ではテカっているような、リアルな感じ」

なんかもうむちゃくちゃだ。

---------------------------------------

いろいろメモ。

【報告】 一匹の猫と共に理性的であること―ドミニク・レステル講演「動物性と人間性」 | UTCP Blog | From UTCP | University of Tokyo Center for Philosoph

はてなブックマーク - 沖縄少女の保護者は謝罪せよ:イザ!

「沖縄少女の保護者は謝罪せよ」という馬鹿 - PledgeCrewの日記

国債をもっと発行しても日本は破たんしないと思う。:貞子ちゃんの連れ連れ日記 - AOLダイアリー

そのほかいろいろ。JR大阪環状線でさいとうが見たおっちゃんの話はまた明日。





男はみんな死ねばいい?

  • 2008.03.05 Wednesday 03:30
こ、これは読んだ方がいい。

2008-03-02 - モニターの向こうは透明な街

電車が空いていても、電車の外でも、痴漢は居る。露出していなくても、繁華街を通らなくても、強姦は起きる。自衛していたって、落ち度なんかなくたって、起きる時は起きるのだ。

……

自衛していない(ように見える)女がどうこう言う前に、世の中の男たちの、この自制心のなさはどうだ。まさかと思うけど、男が自制心をなくすのは当然のことですなんて言ったりしないよね? 逆に言えば、そんな男ばっかりで当たり前、なんて言い分がまかり通るんだったら、女性の自衛なんて無駄以外の何者でもないじゃないか。


ちょっと前の話なんだけど、ウチの大学の女子が夜道を歩いていたら、うしろから自転車で追い抜いていった男に後頭部を叩かれたらしい。男はそのまま自転車で逃げていった。痛いと思って叩かれたところを触ったら何かの液体が付いていたらしい。彼女はその夜のミクシ日記で「男はみんな死ねばいいと思います」と書いていた。

何も反論できないですよね。ほんと男はみんな死ねばいいですよ。

沖縄の女子中学生暴行事件に関する花岡某の例のエントリではてな界隈もかなり燃え上がってるみたいで、これに触発されていろんな人がいろんなことを書いてますが、ほんと男って何だろうな。男は空っぽですよ。男の本質は空っぽなこと。空っぽだから、そこに力を入れたがる。これはゲド戦記の4巻のコケモモのおばばの台詞だな。じゃあ、女は? 女はもっと、地中の深いところにつながっている。じゃあ竜は? 竜だって? わしらは竜について何を知ってる? 竜はただそこにいるだけ。うろおぼえですが、いやあゲド戦記いいですな。特に4巻。あれはいい。何度読んでもいい。ほんとしみじみといい。2巻と4巻。

(かなり経ってから追記。上記打ち消し線のところが間違ってました。TFJさんからご指摘をうけました、ありがとうございました。正しくは原文をあたってください。大阪府立児童文学館にいけばいつでも読むことができます。)

よいしょと話を戻しますと、男って何でしょうなあ。いつもびくびくしてるよな、男は。ほんとに空っぽだ。

まあ、ありきたりな話なんだけど、

俺だって例外じゃなくて、いつもびくびくしている。俺ももう40になったんだけど、いくつになっても変わらんなあ。

女性も同じ気持ちになることがあるんかな。

スティーブン・キングの『IT』に出てくるベヴァリー・マーシュっていう女性は、手元になくてうろおぼえて書いてますけども、父親から虐待を受けて育つんですが、成人してからもやっぱり自分に対して暴力をふるう男性を配偶者として選んでしまいます。で、この殴る旦那の内面描写がものすごいリアルで、『ローズ・マダー』でもそうですが、男のイヤなとこ描くのうまいですなあキングは。この旦那は、ベヴァリーにいろいろ命令する。それでその命令にひとつでも違反すると「おしおき」をする。という関係をずっと続けてきたんだけど、ある晩に「あること」があってベヴァリーはその命令に堂々と背いてしまう。そのとき彼のなかでは怒りよりもまず不安と恐怖がわき起こってくるわけです。俺の言うことが聞こえないのか? 俺のことが目に入らないのか? ……俺は存在しないのか?

女を殴る男は、殴ったことないからわかんないけど(笑)、たぶん被害者は自分だと思ってるだろうね。いちばん傷ついているのは自分だと思いながら相手の女を殴ってるよ。

男っていうのはまずアレだな、女に命令するんだよ。それで、女に言うことを聞かせて、それで初めて存在できるわけだ。だから、命令に背かれると、それは存在を否定されたと同じことなんだよな。

なんかでも、さいとう以外の女性をあまり深く知らないので勝手な推測ですが(本人に聞こうにも今はもう真夜中で、ひとりで寝室でぐうぐう寝てる)、さいとうなんか見てると、女性は最初から他人は自分の言うことなんか聞かないんだっていう前提から始まってるような気がする。違いますかね。相手に何か要求するときでも、ストレートに要求するんじゃなくて、なんかこういちいち交渉したりなだめすかしたりおだてたり、あるいはそういうコミュニケーションが生まれにくい環境、たとえばすっかり愛がなくなってしまった夫婦とかの場合は、環境全体を制御して相手を誘導していく、とか言うてこのへんになるとまったく当てずっぽうで書いてますけどね。よっぽどモテる人は別でしょうけどね。

男は馬鹿だな。女に何かしてほしいときはダダをこねるか怒るか拗ねるかしかないもんな。「まだ手に入っていない女」を手に入れるためにあれこれ画策するっていうのはまた別の話で、たとえば彼女なり妻なりといった安定した関係に入った相手の女性に対して何かしてほしいときに、お互い平等な立場に立って、言葉で交渉したりお願いしたり説明して説得したりという作業をすること自体を屈辱だと思ってる男性はけっこう多いぞ。簡単に言うと、女と対等になることは男にとっては負けなんだよ。

まあ要するにアレだ、女に言うことを聞かせるっていうのが、男の快楽やアイデンティティの核心的な部分の要素になっているってことだ。男は女に命令したいんだよ。女をいじめたい。無理強いしたい。わざわざ嫌がることをしたい。金の力で自由にしたい。独占して閉じ込めたい。自制心をなくしてついつい手が出るんじゃなくて、女を傷つけたり嫌がらせをすること以外で自分を保てないのが男だ。それぐらい怖いんだよ女が。

だからみんな痴漢より痴漢冤罪の方を怖がるのかもしれん。「男性差別」(笑)で検索すると怖がってる連中がいっぱい出てきます。

学校や職場でのセクハラが厳重に罰せられるようになって、ほんとうによかった。電車の中の痴漢が犯罪であるという当たり前のことが当たり前になって、ほんとによかったと思う。混んでる電車に乗るときは喜んでバンザイするよ。

夜中の3時半に何書いとんねん俺。しかし冒頭で書いた女子の体験だけど、そのあと他の学生にいろいろ聞いたら出てくるわ出てくるわ、ほぼ全員が似たような体験がある。なんかこう昼間の明るいキャンパスに似つかわしくない、人間の暗い部分を、女子はみんな体験してて、男子はみんなそのことを知らないのだ(いやほんとにみんな知らんよ、おなじ教室にいる女子がどんな体験してるか)。来年度の調査実習か演習でアンケートとってみようかな、こういう不愉快な事件の経験率。





わかった!俺が仕事できないのは格差社会のせいだ!

  • 2008.03.04 Tuesday 11:04
もうどうしても仕事したくない。ところでNilüfer という歌手がトルコにいて、有名らしいんですが、もっすごいいいです。めちゃくちゃ好きです。

Karar Verdim【CD】-Nilufer ニリュフェール/音楽/HMV

ニリュフェールなのかニルフェルなのか表記が定まってませんけど。アマゾンにはありませんでした。

YouTube - Broadcast Yourself.
検索結果。

YouTube - Nilüfer - Çok Uzaklarda

YouTube - Nilüfer - Karar Verdim

いやあいいねえ。渋いねえ。グッとくるね。

どうですかね。演歌だよね。シルクロードと日本海を渡って全部つながってるんだろうね。基本的にはアラブ音楽の範囲内なんだろうか。ところどころでヒターノやインド音楽に近いフレーズも聴こえてくる。これ、Ojos de Brujo(オホス・デ・ブルッホ。バルセロナのミクスチャーバンド。フラメンコ+サルサ+ヒップホップ+レゲエ+ファンク+ジャズ。いま一番好きだ。ライブ盤めっちゃかっこいいですよ。またご紹介します)と競演してくれへんかなあ……。もっすごいぴったりだと思うんですが。

Nilüfer – Music at Last.fm

http://turkpop.prettysenshi.com/artist/nilufer/

ぜんぜん情報が無いんだが……。地名や会社名と同じよくある名前なんで、なかなかグーグルでも探すことができない。

トルコ音楽の概説。

These are my tast, Turkish Pop!

JP-TR/トルコの音楽の種類

トルコのうたうたい

/mz

しかし日本人は何でも知ってるなあ……。扇町に「スイートココ」っていう小さなCD屋さんがあって、さいとうがいつもお世話になってるんですが、南米スペイン語圏の音楽がすべて揃っている。サルサやメレンゲといったわりとこっちでもポピュラーなものだけじゃなくて、バジェナートとか何とかとか、よっぽどのマニアじゃないと知らないような音楽がたくさん置いてある。その筋によると日本一だそうで、いやアジア一だな。南米以外では世界一かもしれない。たぶん世界一だろう。ちなみに店長さんのライフヒストリーがめっちゃ面白い。しかし日本人は何でも知ってるよなあ。

いやあ、いいですねトルコ演歌。なんで日本の演歌はあんなにダメなんだろうねえ。編曲がものすごい悪いよな。チャラチャラしたストリングスとかいちいち入れんでええちゅうねん。北島三郎や石川さゆりにアンプラグドで歌ってほしいなあ。いやほんと。一曲だけ、石川さゆりの「飢餓海峡」のギターバージョンっていうのがあるんですが、これについて語りだすと長くなってしまうのでまた改めて書くぞ!!!

おまけ。Youtube の Ojos de Brujo の検索結果





仕事ができないのは社会が悪いからで僕が悪いんじゃありません

  • 2008.03.04 Tuesday 00:00
なんで更新頻度が上がっているかというと仕事が切羽詰まってるからであって、もうヤダ。仕事したくない。可愛らしい動物を愛でるだけの人生を送りたい。おはきなのような。犬と猫を可愛がって世話をするだけで年収3000万ぐらいもらえるとかそういう仕事ないですかね。犬と猫の世話ならもういくらでもやりますけど。一緒に散歩したり。じゃれあったり。ごはんあげたり。一緒に寝たり。

ところで唐突ですが下位文化って描くの難しいよな。いま書評書いてるんですが、都市下層地域の下位文化のフィールドワークものです。書けたらまたアップします。

「貧困の合理性」って勝手に名付けてるんですが、構造的劣位におかれてる人々のなかでは、経済的・社会的な条件を生き延びるために、独特の下位文化が発展することが普通によくある。いちばん有名なのがウィリスのハマータウン研究だし、あるいは俺が修論で取り上げていつか翻訳してやろうと思っていたら先に翻訳されてしまったこの本(ところでタイトルの意味を「どうせできっこない」みたいな意味だと思っていた……逆であったか……俺が翻訳しないでよかった)なんかでも描かれてて、日本語ですぐ思い浮かぶのは小笠原祐子の『OLたちのレジスタンス』ですか。まあ女性は「貧困」じゃないですけど、構造的に弱い立場にある人たちは、まわりの環境をまるごと変えてしまう(革命)よりも、最小限のコストで最大の利益を得るために、まわりの環境と一種の共犯関係を結ぶことがある。それによってゲリラ的に生き延びて利益を得ることができるんだけど、そのかわりに自分たちを抑圧しているまわりの環境や構造は相変わらず存続していて、それどころか弱者や貧困者たちのそういうゲリラ的な戦略によって、かえって環境や構造が再生産されてしまう。

下位文化が環境を利用して生き延びている、という積極的な側面と、下位文化が環境を再生産している、という否定的な側面をどのように評価するかは、きわめて難しい問題である。もちろん「どちらもある」という逃げ道は論外としても、どちらがどれほど、という評価は、調査対象や研究者の立ち位置によってケースバーケースとしか言えないかもしれない。しかし、今のところ下位文化の否定的な側面についてあまり掘り下げた調査研究があるとはいえないのではないだろうか。これはひとつには、現場や対象との「人間関係」の真ん中でしか仕事ができない「調査屋」の抱える限界が理由となっている。誰だって世話になった現場を悪く書きたくはないだろう。

また、もうひとつの(より理論的な)問題として、「貧困の合理性」にあらわれるような下位文化の否定的な評価は、ともすれば病原を探索する医者のような「治療的まなざし」による文化の剥奪論的な解釈を生み出してしまいがちだ、という点がある。たとえば臨床心理の領域では、ホームレス男性の生活の規範や意識を、「貧困の原因」とみなし、それを「治療する」という論文が実際に生産されている。

こうした現実からすれば、弱者の文化や貧困の合理性を、構造を再生産するだけのものとして否定するのではなく、主流の中産階級の文化よりも劣ったものではない「もうひとつの生き方」だと捉えることには十分な正当性がある。

だが、それはともすれば、貧困を「別の生き方」として誤摩化してしまうことになるのだ。それはどこかで、貧困が問題になるのは経済という基準でだけ社会を見たときだけであり、別の物差しで見ればそれはそもそも問題とはならない、という、ありがちな「ポストモダン保守」の劣化コピーへとつながってしまうのである。

何俺いつのまに仕事してんねん。

さて。さいきん読んで面白かったもの。もちろんたったこれだけじゃないけど、たまたまメモしておいたもの。

フェミうぜえ観
かなり前のエントリだが、こないだたまたま見つけた。いい文章だ。そのあとの流れも面白い。

飛田新地・嘆きの壁 :: デイリーSKIN :: ARTIST GUILD SKIN
教育用資料。飛田について。毎年学生連れて歩きます。男子は盛り上がりますが女子は盛り下がります。

動物の受難/岩田宏
不覚にも泣いた。反則や。他の「かわいそうなゾウ」ものと違うのは、生きていたって結局は閉じ込められるだけの生だってはっきり言うてるところかな。俺は昔から動物園が怖くていけないんだよ。狭い所に閉じ込められて一生を生きるって、ひどい話だよな。動物がかわいそうだ。まあ過酷な野生のなかで生きるのも大変だろうけど。

2008-03-02 - 無免許タクシー
不覚にも笑った。センスがいいとはこういう人だ。以前の文章もどれも味わい深い。

分け入つても分け入つても本の山 善人はハタメイワク
気持ちはわかるが落ち着こう。気持ちはもっすごいわかる。俺も何度もこれやられたことがある。俺はここまで罵倒はしないけど、まあしたくなる気持ちは痛いほどわかる。

第1回入賞作品
むちゃくちゃ笑った。おすすめは「びょう気をふせぐ人工えい星」と「ごはん!!」かな。もう何が言いたいんだかまったくわからんやつもある。

YouTube - ningyoko's Channel
マギポンよりもひそかに注目しているのがこの人。千葉県に住んでるらしいが、バックがめちゃくちゃ見慣れた和室なのが笑える。歌はかなりうまいと思う。関係ないですがMacユーザーだな。ガレバンってほんと楽しいですよね。

Yahoo!ブログ - タクシー運転手:日報の公開
これいいなあ……地名がぜんぶよく知ってるところなのでなおさら楽しい。いいですな。都市を血管のように流れる道路を客という酸素を載せて運ぶ赤血球のようなタクシー。川のようなヘッドライトの金色の筋が目に浮かびます。ああ都市。ここは大大阪。いつかこの人のタクシーに乗ることもあるかなあ。しかし日報でjpgで出力されるんか? どうやって載せてるんだろう?

さて寝るか。さいとうはすでに仕事放棄して爆睡しているようだ。これを書いている今、書斎のストーブの足下でおはぎがぺっちゃんこになって寝ている。





渋いぜコザ

  • 2008.03.03 Monday 15:06
コザも久しぶりだ。那覇から遠いので、足がないよそ者は簡単に行けないんだよな。仕事は那覇でしかできないし。

P1010978.JPG
たまたまペイデーの土曜日だったのでマリーンがうじゃうじゃいた。

P1010979.JPG
ちょうど中学生暴行事件の直後で、米軍と沖縄県警の警備車両ががんがん走ってて、ものものしい雰囲気でした。

P1010985.JPG
琉大の大胡アニキとぎんねこ姐さんと一緒にコンディション・グリーンの川満勝弘氏のライブハウスへ。店内もほとんど米兵。しかしアレだな、黒人と白人って今でも別々に行動するんだなあ。はっきり写ってないけど客席にいるのは5〜6名の黒人米兵と、なんかそのまわりにたくさん集まってたきれいなお姉さん方。お姉さん方はフィリピン人ぽい人もいたけどだいたい日本人。

P1010991.JPG
バンドのメンバーはみんな超絶テク。ひさしぶりに生演奏を堪能。ロックバンドというか、どっちかというとセッションバンドぽい。俺も飛び入りしたかった(笑)。なんかこれ見て帰阪したあと一日中ベースの練習してた。いやあいいですな音楽。と酒。テキーラがぶ飲みしてべろんべろん。

P1010997.JPG
チャージ表。ところで、軍をリタイアしたあとそのまま沖縄に移住してる謎の爺がブルースハープ吹いてた。そしてその横にいたこれまたきれいなお姉さんお二人。聞いたら横須賀から来てるということで、米兵にくっついて基地から基地へ渡り歩いてるんか? 歳はさいとうぐらいだった。写真撮ったけどさすがにプライバシーのアレなんで載せられませんが。人生だよ人生。

P1010998.JPG
これは別の店ですが、いかにもコザ。

というわけで、渋いぜコザ。3時まで飲んで4時に宿に帰って5時に寝て7時に起きて9時の飛行機で帰阪。ネットで新聞見ると同じ朝にマリーンが二人逮捕されていた。





万国のオリーブ少女、団結せよ

  • 2008.03.02 Sunday 21:18
オザケン有理!



これ誰? 安全ちゃん? ブログ主本人?





セカンド・レイプ

  • 2008.03.02 Sunday 20:21
産經新聞の周辺に花岡、という人がいるらしい。

はてなブックマーク - 14歳少女はこれを教訓として生きてほしい:イザ!

タグが「みんな落ち着け」になってて大笑いした。

ちょこちょこ見たけど、

http://anond.hatelabo.jp/20080302023350

中学生暴行事件の告訴取り下げの件 - 風のはて
花岡信昭のおぞましさよ - 風のはて

このあたりが必読かな。

しかしひどい話だねえ。

---------------------------------------

追加。

はてなブックマーク - 14歳少女に振り回された?:イザ!

ブックマーク炎上(笑)





渋いぜ那覇。2。

  • 2008.03.02 Sunday 15:14
しぶいぜ沖縄。

P1010940.JPG

ちょっと無遠慮な写真ですが……。那覇のモノレールの某駅の真下にある不思議な一画。中心にあるのは巨大な沖縄風のお墓。この集落に入って行く道がない。どうやって出入りするのだろうと思ってみていたら、細い隙間のような路地を歩いて帰ってくる人がいた。そしてまたこういうところには大量の猫がいるんですよね。写ってないけどたくさんの猫が自由にうろつきまわっているのを何度も見て和まされた。都心部の割と一等地にあるんですが、那覇っていうのは一等地の路地裏にこういう一画がたくさん残っている不思議な街だ。

P1010948.JPG
沖縄名物「ちょっとそれは違うんちゃうかメニュー」シリーズ。前に地元のスーパーで売っている独特の「親子丼」を載せましたが、これは那覇でいつも昼飯を食いにいっている大衆食堂の「すき焼き定食」。これはすき焼きというよりも、何だろう。肉と野菜の薄い煮物っていうか。生卵付き……。旅先ではついつい「コンビニおにぎりと酒」みたいな食生活になりがちなので、安くてうまくて量が多くて野菜がたくさん取れるこういう店はありがたい。松山の「みかど」っていう店です。ちなみにこのボリュームで650円なり。ところでこの写真を撮ってから気がついたんだけど、同じ店で同じ写真を以前も撮ってるわ。ひょっとしてここにももう載せたかもしれん。

P1010955.JPG
昼間に二時間だけ時間が空いたので駆け足で見て来た、できたばかりの県立博物館と県立美術館。美術館の方で開館記念企画として戦前からの沖縄美術史レビューをやっていたので見たかったのだ。遠目でみるとなんか白っぽいのっぺりとした建物だけど、近寄ってみるとシンプルで痛快で気持ちいい。展示も面白かったです。しかし沖縄っていう場所でアートとかやってると、なかなか政治的な問題との距離の取り方が難しそうだなと思った。政治というものを意識しても無視してもアートとしては不自然、というか。意識するにしても無視するにしても結局は沖縄の「いろいろなあれこれ」に回収されて解釈されがちで、作り手もその重力から自由になれない。そもそも自由になるべきかどうかすら見えない。開き直って純粋なアートを目指すのもよくあるパターンだし。なにかと難しそうですな。おれ素人なんで何もわからんと書いてますけど。

P1010957.JPG
一階ロビーの様子。

P1010958.JPG
広場というか中庭というか。しかしなかなかいい美術館だ。これから時間があったらなるべく行こうと思う。関西の地元で美術館なんかめったに行かないんだけどな。民族学博物館は別ですが。あそこは私の心のふるさとですからね。

P1010959.JPG
年金族。いや沖縄てスナック多い。気のせいかな。独特のネーミングも多い。こんど桜坂にある伝説のスナック「母子家庭」を写真撮ってきます。

P1010971.JPG
「ぎんねこ」さんとこの外猫ちゃん。ウチ猫が5匹、外猫が3匹いる。ウチ猫ちゃんには会えなかったけど、外猫ちゃんたちはみんなかわいかった。

P1010974.JPG
A&W。くわしくはこちら。これは屋宜原(やぎばる)の一号店。「エンダー」行ってて面白いというか好きなのが、けっこう夜中でも年配のおばぁが一人でふらりとハンバーガー食べにきたり友だちとルートビア飲みに来てたりすることで、なんか自由だなあ。

というわけだ。この写真撮ったあとエンダーで飯くってからコザに行きました。明日はこの続き。





渋いぜ那覇

  • 2008.03.01 Saturday 23:16
先日、科研の出張で那覇に行ってきた。那覇には年に2〜3回行きますが、いつ行ってもいいところですなあ。観光とは縁がない俺だが、やはり那覇はイイ。

P1010890.JPG
おもろまちかどっか。なんかこういうの見ると放っとけないというか、必ず写してしまう。

P1010891.JPG
これもおもろまちのモノレールの駅かな。見事な虹だった。二重になってて、足が山のふもとにつきささっている。滞在中はずっと降ったり晴れたりだったな。いちいちこういうものを携帯やデジカメで撮ってるのはナイチャーばっかりです。

P1010915.JPG
モノレールの駅。イリオモテヤマネコ。かわいい。実際にこいつらがいる西表島は沖縄本島からはるか彼方なのだが。

P1010916.JPG
宿が前島ってとこで、「社交街」っていう言い方をする場合もあるんだけど、復帰前からの古いスナック街。こういう店がいっぱいあった。夜は別の場所で飲んでたので宿の周辺は歩いていない。キューティーハニー。いいねぇ。俺にとっては沖縄は「白い砂浜と青い海と太陽」じゃなくて、ぐずついた天気とくすんだ空と、ボロボロの民家に手書きのペンキ看板、いいかげんな造りの安スナックや居酒屋、波打つアスファルトに擦り切れた横断歩道の白い線、売春街、基地、失業、明らかに不必要な公共事業のハコモノなどなど。

P1010917.JPG
いいねぇ。ホンコン。

P1010918.JPG
いいですなあ。見にくいけどモデル。この写真なんか、いかにも「俺にとっての那覇」。一部は大阪に、また違う一部は台北につながっていて、ここ数年はその3カ所をぐるぐるまわる俺の人生だ。

P1010920.JPG
メチャイケ。そしてラブコール。うーたまらん。イイ!

P1010929.JPG
そして猫。猫はもうかならず撮ります。

P1010930.JPG
借りて下さい。うむを言わさぬ説得力である。好きだなあ。

P1010939.JPG
これはさすがに潰れていた、那覇ミュージック。ストリップ小屋に「○○ミュージック」をつけるのは日劇ミュージックホールが発祥なのだろうか。全国に広がっていたらしいのだが、いまでも元気に活躍中なのは大阪の十三ミュージックと天六ナニワミュージックぐらいですかね。あと四国にもあるらしい。

というわけで、今回は「イイ味の那覇」を中心にお送りしました。あと15枚ぐらい載せる予定です。ぼちぼち更新します。