なんで更新頻度が上がっているかというと仕事が切羽詰まってるからであって、もうヤダ。仕事したくない。可愛らしい動物を愛でるだけの人生を送りたい。おはきなのような。犬と猫を可愛がって世話をするだけで年収3000万ぐらいもらえるとかそういう仕事ないですかね。犬と猫の世話ならもういくらでもやりますけど。一緒に散歩したり。じゃれあったり。ごはんあげたり。一緒に寝たり。
ところで唐突ですが下位文化って描くの難しいよな。いま書評書いてるんですが、都市下層地域の下位文化のフィールドワークものです。書けたらまたアップします。
「貧困の合理性」って勝手に名付けてるんですが、構造的劣位におかれてる人々のなかでは、経済的・社会的な条件を生き延びるために、独特の下位文化が発展することが普通によくある。いちばん有名なのがウィリスのハマータウン研究だし、あるいは俺が修論で取り上げていつか翻訳してやろうと思っていたら
先に翻訳されてしまったこの本(ところでタイトルの意味を「どうせできっこない」みたいな意味だと思っていた……逆であったか……俺が翻訳しないでよかった)なんかでも描かれてて、日本語ですぐ思い浮かぶのは小笠原祐子の『OLたちのレジスタンス』ですか。まあ女性は「貧困」じゃないですけど、構造的に弱い立場にある人たちは、まわりの環境をまるごと変えてしまう(革命)よりも、最小限のコストで最大の利益を得るために、まわりの環境と一種の共犯関係を結ぶことがある。それによってゲリラ的に生き延びて利益を得ることができるんだけど、そのかわりに自分たちを抑圧しているまわりの環境や構造は相変わらず存続していて、それどころか弱者や貧困者たちのそういうゲリラ的な戦略によって、かえって環境や構造が再生産されてしまう。
下位文化が環境を利用して生き延びている、という積極的な側面と、下位文化が環境を再生産している、という否定的な側面をどのように評価するかは、きわめて難しい問題である。もちろん「どちらもある」という逃げ道は論外としても、どちらがどれほど、という評価は、調査対象や研究者の立ち位置によってケースバーケースとしか言えないかもしれない。しかし、今のところ下位文化の否定的な側面についてあまり掘り下げた調査研究があるとはいえないのではないだろうか。これはひとつには、現場や対象との「人間関係」の真ん中でしか仕事ができない「調査屋」の抱える限界が理由となっている。誰だって世話になった現場を悪く書きたくはないだろう。
また、もうひとつの(より理論的な)問題として、「貧困の合理性」にあらわれるような下位文化の否定的な評価は、ともすれば病原を探索する医者のような「治療的まなざし」による文化の剥奪論的な解釈を生み出してしまいがちだ、という点がある。たとえば臨床心理の領域では、ホームレス男性の生活の規範や意識を、「貧困の原因」とみなし、それを「治療する」という論文が実際に生産されている。
こうした現実からすれば、弱者の文化や貧困の合理性を、構造を再生産するだけのものとして否定するのではなく、主流の中産階級の文化よりも劣ったものではない「もうひとつの生き方」だと捉えることには十分な正当性がある。
だが、それはともすれば、貧困を「別の生き方」として誤摩化してしまうことになるのだ。それはどこかで、貧困が問題になるのは経済という基準でだけ社会を見たときだけであり、別の物差しで見ればそれはそもそも問題とはならない、という、ありがちな「ポストモダン保守」の劣化コピーへとつながってしまうのである。
何俺いつのまに仕事してんねん。
さて。さいきん読んで面白かったもの。もちろんたったこれだけじゃないけど、たまたまメモしておいたもの。
フェミうぜえ観
かなり前のエントリだが、こないだたまたま見つけた。いい文章だ。そのあとの流れも面白い。
飛田新地・嘆きの壁 :: デイリーSKIN :: ARTIST GUILD SKIN
教育用資料。飛田について。毎年学生連れて歩きます。男子は盛り上がりますが女子は盛り下がります。
動物の受難/岩田宏
不覚にも泣いた。反則や。他の「かわいそうなゾウ」ものと違うのは、生きていたって結局は閉じ込められるだけの生だってはっきり言うてるところかな。俺は昔から動物園が怖くていけないんだよ。狭い所に閉じ込められて一生を生きるって、ひどい話だよな。動物がかわいそうだ。まあ過酷な野生のなかで生きるのも大変だろうけど。
2008-03-02 - 無免許タクシー
不覚にも笑った。センスがいいとはこういう人だ。以前の文章もどれも味わい深い。
分け入つても分け入つても本の山 善人はハタメイワク
気持ちはわかるが落ち着こう。気持ちはもっすごいわかる。俺も何度もこれやられたことがある。俺はここまで罵倒はしないけど、まあしたくなる気持ちは痛いほどわかる。
第1回入賞作品
むちゃくちゃ笑った。おすすめは「びょう気をふせぐ人工えい星」と「ごはん!!」かな。もう何が言いたいんだかまったくわからんやつもある。
YouTube - ningyoko's Channel
マギポンよりもひそかに注目しているのがこの人。千葉県に住んでるらしいが、バックがめちゃくちゃ見慣れた和室なのが笑える。歌はかなりうまいと思う。関係ないですがMacユーザーだな。ガレバンってほんと楽しいですよね。
Yahoo!ブログ - タクシー運転手:日報の公開
これいいなあ……地名がぜんぶよく知ってるところなのでなおさら楽しい。いいですな。都市を血管のように流れる道路を客という酸素を載せて運ぶ赤血球のようなタクシー。川のようなヘッドライトの金色の筋が目に浮かびます。ああ都市。ここは大大阪。いつかこの人のタクシーに乗ることもあるかなあ。しかし日報でjpgで出力されるんか? どうやって載せてるんだろう?
さて寝るか。さいとうはすでに仕事放棄して爆睡しているようだ。これを書いている今、書斎のストーブの足下でおはぎがぺっちゃんこになって寝ている。