げほげほげほふらふらふらぞくぞくぞく。今朝目覚めたときは寝汗でびっしょりになっててかなり体も軽くなってたんだけど、起きて動いてたらまたしんどくなった。今日はさいとうさんは一日外出で、なーーんにも予定がなくて夜まで一人っていう素晴らしい休日、マジで半年ぶりとかかも、だったので、何しようかなあ、楽器屋めぐりしてあちこちで試奏しまくってやろうか、と楽しみにしてたんだけど風邪なので寝てます。くそ。
ほんで昨日の夜、こんなのやってて思わず見入ってしまった。(番組案内よりコピペ。リンクしてたんだけど一日たったらリンク切れになってた)
NHKスペシャル
12/24(月) 22:00〜22:50 NHK総合
家族の肖像・最終集▽通天閣・オカンを支える4人兄弟▽つらくても泣かへん
NHKスペシャル◇日本各地のさまざまな家族の姿をとらえる最終集。ばらばらになってしまった家族が、きずなを取り戻そうと歩んできた6年間の記録を伝える。日本人の父親とフィリピン人の母親との間に生まれた21歳の男性。彼が中学1年生の時に父親が病死し、母親はアルコール依存症になって入院してしまった。男性と当時まだ幼かった3人のきょうだいは別々の施設に引き取られた。男性は高校生になった2002年、母親を引き取って生活を立て直した。1年後にはきょうだいたちも引き取り、家族は再び一つになった。高校を卒業した男性は運輸会社に就職し、一人暮らしをスタート。実家では、まだ体調が万全とはいえない母親を3人のきょうだいが支え、男性も時折、顔を出して家族の暮らしを見守っている。
だいたいのストーリーは上に書いてあるとおり。このフィリピンのシングルマザー&四人の兄弟姉妹は、通天閣が見えるマンションで生活保護を受給して暮らしている。長男は高校卒業後、大阪南港でフォークリフトを運転する仕事に就いて、家から出て一人暮らしをしている。母親はアルコールのせいで心身ともにぼろぼろになったが、徐々に回復してきた……と思ったら通天閣の下で看板を持って立っている「キー坊」というおっさん(一昔前ならサンドイッチマンやな)の彼女になってしまう(笑)。キー坊はたまに娘たちに食事をおごったりするんだけど、子どもたちは母親が知らんおっさんと仲良くしてるのをみてあんまりいい気がしない。思春期だからしょうがないわな。
さて、そのおかんは、知り合いの紹介で、通天閣の真下の喫茶店で手伝いをするが、体調不良で一日休んだのをきっかけにズルズルと行かなくなってしまった。おかんは娘たちに責められるのが辛くてキー坊の家に入り浸るようになる。家事はすべて子どもたちがするようになる。一家の生活のリズムは全体的に崩れてしまい、子どもたちも学校に行かなくなる。おかんは再び酒を飲むようになってしまい、泥酔して帰ってきて訳わからんこと怒鳴りながら寝ちゃったり、とか。そのうち次男が高校でトラブルをおこして停学をくらったり、とか。
ある日、母親は二ヵ月ぶりに食事(フィリピン料理)を作って出かける。長女がその料理をみてしみじみと喜ぶ。窓から通天閣が見えている。番組終わり。
……おかんがすぐケツまくった喫茶店は通天閣の真下にほんとうにある店で、俺も何度も行ったことがある。っていうかいまの四回生が二回生んときに釜ヶ崎つれてったときに入ったのは確かあそこだ。あと、この家のペットが1年2年単位でよく変わってるような気がしたんだけど。さいしょに柴犬とサビ猫飼ってませんでしたか。なんで二年後ぐらいにそれが一匹のミニチュアシュナウザーに変わってるんですか。このへんはあんまり深く考えたくない話だ。
しかし通天閣が見えるマンションはうらやましいなあ。
全体として、よくこんな家族見つけたなあ、というのと、よく放送したなあ、というのが感想だ。簡単にいえばこれは
子どもが四人いて生活保護をもらっているのに、ろくに仕事もせずに通天閣のサンドイッチマンの彼氏作って毎晩飲み歩いているフィリピン人女性の物語なのである。これは下手をすれば「なんでこんなやつに生活保護をあげるんだ」と怒る人もいるかもしれない。
しかしなんか知らんけど深く感動した。とくに子どもたちの素朴な愛情には心を動かされるものがあった。みんなどこにでもいる大阪のガキどもである。とくに長男のガラの悪さは特筆に値する。しかしこいつらがまたかわいいのである。
おかんもおかんで、バカだなあと思うけど、子どものことをほんとに愛してるんだなあと思ったりとか。
おかんに彼氏ができたことで次女が怒るシーンがある。でも長女はおかんの幸せを考えて、口では「別にかまへんよ」と言うんだけど、ひとりになると携帯に保存してある「家事をしているおかんの珍しい姿」の動画を繰り返し眺めている。
いい話だった。通天閣の下にもいろんな人生があるんだなあ。