sociologbook

夢中につき年末年始のご挨拶を……

  • 2006.12.30 Saturday 20:57
http://d.hatena.ne.jp/gan_jazz/20061229

夢中につき年末年始のご挨拶ご遠慮申し上げます

年末はあれやこれやと夢中になり、
年賀状の準備ができません。
ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。







年忘れ漫才競演

  • 2006.12.30 Saturday 13:42
年忘れ漫才競演

いまリアルタイムで観てますが、M-1とかを見慣れた目には大変新鮮です。もし間に合ったらみなさんぜひご覧下さい。

【司会】ケーシー高峰,りぼん,【ナレーション】笠原留美 ~東京・浅草公会堂で録画~
内海桂子,昭和のいる・こいる,青空球児・好児,おぼん・こぼん,大瀬ゆめじ・うたじ,Wモアモア,高峰和才・洋才,東 京丸・京平,大空遊平・かほり,春日三球ほか, リーガル秀才,ロケット団,ナイツ,宮田陽・昇,青木チャンス,


すごいすごい。すごいぞWモアモア。昭和のいるこいる。誰も知らない(笑)。「高峰和才洋才」て(笑)(笑)(笑)。めっちゃすごい。DVD欲しい。ぜったい売ってないと思うけど。

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「りぼん」って、おぼんこぼんの娘やねんな。

おぼんこぼんりぼん……。

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Wモアモアって40年もやってるんや……。

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リーガル天才さん死去

「1970年には芸に対する放送業界の扱いを不満としてテレビ・ラジオに出演拒否を宣言、話題となった。」

ウィキの項目
http://ja.wikipedia.org/wiki/リーガル天才・秀才

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宮田陽・昇

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青空球児好児
これは当然知ってる。

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いやあ世の中広い。フットボールやチュートリアルばっかり見てたらあきませんよ。





年末年始は新書とマンガだ!(1)

  • 2006.12.29 Friday 01:25


こんな大人になっても 夢の中の私は子供で
いつも道のすみに かくれている。

何が不安なんだろうと自分に聞けば
「ぜんぶ」
とゆう答えが返ってくる。


ただひたすら悲しい話が続く。わかっていても泣いてしまう。展開も結末もぜんぶわかっていても、それでも泣かされる。この作品では笑うところはないし、下層社会をのぞき見る面白さもない。ただひたすら悲しい。どうしてかっていうと、たぶん女たちの物語だからだ。これまで西原はいろんな人々を描いてきたけど、この作品ではほぼ女性しか登場しない。地方で下層で女性、となれば、もう笑うところはない。西原もこれ描いてて楽しかっただろうか。何を思いながら描いてたんだろうか。娯楽作品として成立しうるぎりぎりのところだ。

たぶん『ああ息子』『ああ娘』と合わせて読むと世界にひろがりが出るんじゃないでしょうか。西原の作品に出てくる男はみんなADHDで女はみんな共依存だ。

なんの価値もない自分を愛してあげるのは難しいし、人から愛してもらうのはもっと難しい。


失踪日記

吾妻ひでお 『失踪日記』

イースト・プレス



恥ずかしながら持ってなかったので買ってみた。期待しすぎた。いやすごい面白かったんだけどね。ホームレス生活、日雇い生活、アルコール依存症生活の三つの部分に分かれてるが、そのうちの後の二つはよく知ってる世界なんだよな(笑)。残りのホームレスに関しても、あまり知られていない作品だが、青木雄二の『さすらい』の方がリアルで面白い。作者の体験かどうかは作品としてはこの際関係ない。まあそんなことよりもちょっと気になることがある。あとがきのとりみき氏との対談で。

とり ……でも逆に、そういうのをギャグにしちゃわないで、パンツの中まで見せて、ドロドロした部分もさらけ出したほうが凄いとか言われがちじゃないですか。評論家とか、実作者でも。……僕はそれ、絶対に違うと思うんです。それを一旦ギャグにして出すという、その辛さ、芸として見せることのほうがいかに大変なことかと思うんですけど。(p.196)


「実体験」を描くときにどこまでナマっぽくするか、っていう問題は、表現者なら誰でも悩むところなんだろうけど、それにしても最近はこういう「ちょっと引くのが偉い」っていう話ばっかりじゃないですか? とりみき氏は逆だと考えてるみたいですが、「ドロドロした部分もさらけ出したほうが凄い」って言ってる評論家って、誰だ?

これは花輪和一の傑作『刑務所の中』の、呉智英の解説文。(ハードカバーの方。文庫版の方は未入手のため収録されているかどうか不明)

……しかし、圧倒的に多いのは、……刑務所の抑圧性を批判し、獄吏の横暴を告発したものである。一冊の本にまとまったものではなくとも、左翼系の雑誌記事や小冊子には恒常的に見られる。/これらは決まって面白くない。……それでも判で押したような告発調の獄中記が次々に出るのは、政治的主張と個人の怨念からである。/花輪和一の獄中シリーズが異色なのは、これらの告発ものと全く無縁なところである。といって、刑務所に入って罪を悔い改めましたというのでもない。懲りてはいるだろうが、さして悔い改めているようにも見えない。いや、懲りてさえいないかもしれない。……/ここに見られるのは、細部の記録への執着と改悛でも償いでもない不思議な心情告白である。これが従来の獄中記にはなかった。(p.237-238)


芸術作品に安易に登場する実存的な辛さ、政治的主張、個人的怨念への嫌悪感はまあ理解できますが、それにしても私は「判で押したような告発調の獄中記が次々に出る」のを今まで見たことがないのですが、私の勉強不足でしょうか。それとも私の知らない間に書店では大量の「左翼系の雑誌記事や小冊子」が山のように平積みされ、「告発調の獄中記」が次から次へと売れまくっているのでしょうか。

仮想敵の仮想具合にもほどがある(笑)。

何なんでしょうか、政治的なものや実存的なものに対するこういう無意味な嫌悪感は。

「丸出しが凄い」なんて言うてる人、いまどきどこにもおらんよな。おかげで読むもん読むもんぜんぶ乾いて客観的で淡々としててユーモアがあって控えめのもんばっかりになってるような気がするんですが私の勉強不足でありましょうか。

いやほんと、『刑務所の中』なんて、ぜんぜん淡々としてないっていうか、あの圧倒的な絵の驚異的な情報量(記憶だけで描いたらしい)に比べると、『失踪日記』はいかにも物足りない。いや十分面白かったんですけどね。

それにしても青木雄二の『さすらい』は今読むとかなり新鮮ですよ。

いやところで関係ないですが、いまどき左翼なんて批判しても、ぜんぜん面白くもないし新しくもない。むしろいまどき左翼や朝日新聞やフェミニズムや解放同盟なんて、どんなバカでも悪口が、いくらでも好きなだけ、安全な立場から言えるやん。面白いかそういうの。

作品そのものと関係ないこと書いてごめん。いやほんとに面白かったですよ。



あいかわらず手が早い(失礼)。ちょうど読みたいなあと思ったタイミングで読みたいものを出してくるねこの人は。ハマる人とハマらない人の違いは最後までわからなかったけど、さいきん猖獗を極めるスピリチュアル詐欺についてはたいへん勉強になりました。

ところでこの本の主人公のエハラさんとかいう人だが、面白かったのは、まだ売れないころの著作では社会性というか利他的な倫理を説いていたらしいんだけど、売れるために/売れてからは次第に世俗性というか利己的な現世利益に傾いていったらしい。それが最近になって、ご本人もいろんなインタビューや対談なんかでぼちぼちと原点に帰りたいなんて発言されてるみたいなんだけど、エハラ氏のファンはそれにはぜんぜん関心がなくて、相変わらずものすごい世俗的な現世利益ばっかり求めてくる、とか書いてあって面白かった。エハラさんご本人に少しだけ興味を持ちました。



編集はこのお方だそうです。いい仕事してはります。本って半分以上は編集が作るんだよね。

浜井と芹沢の主張がコンパクトに読めてお得な一冊です。中身に関しては何も言うことはない。犯罪は減少して治安は良くなってる(たとえばこれ)のに「体感治安」だけアホみたいに悪くなってる。学生に強制的に読ませるリストに入れました(笑)。

『ニートって言うな』がもひとつ面白くなかったのは、というよりはあの後の議論が続いていかなかったのは、いなばさんがいじめたからひとつには専門家が一般市民の間違いを指摘するだけに終わってしまって新しい社会問題を描けなかったことにあると思いますが、本書は一般市民の思い込みや間違いを専門的な立場から正しながらも、「不安」という新たな社会問題に目を向けさせてるのが上手い。もちろん安易な時代診断は他ならぬ本書の著者たちによって厳しく批判されてるんだけど、それでもあえていえば、ここで描かれているような「虚構の体感治安」という問題は、単なる一時的なものなのか、いつの時代にも起こっている普遍的なものなのか、それとも新たな社会変動を予感させるものなのだろうか。

ここで気になるのが、本書でも何度か登場する、犯罪被害者たちの政治権力への影響力だ。法廷や役所が、法の枠組みの中で紛争を調停する場所ではなく、何らかの道徳的な「善」を実現する場所として期待されるようになってきている。なんとなく戦後の浅田テーゼ以後の解放同盟を思い出させるような展開だが、これからどうなっていくんだろうか。犯罪被害という「絶対に癒すことができないもの」に基づいた社会運動は、これからどのような歴史を作っていくんだろう。

被害者たちが声をあげたことが大きな要因となって、世論が「加害者像の理解」から「被害者体験への共感」へとシフトしているようにみえる。他にも、個人的な印象だが、動物虐待や児童虐待に対する世間の理解も、ここ数年で劇的に進んだように感じる。これはあくまでも俺の個人的な直感なのだが、例えば児童虐待や子供への犯罪に対する感受性の深まりと、非婚化・晩婚化・少子化とは、マクロ社会学的につながっているように思える。犯罪への空虚な不安や、監視カメラへの素朴な信頼も、同じひとつの「流れ」のなかにあるのだろうか。



まあまあでした。





(いまごろ)メリークリスマス!

  • 2006.12.27 Wednesday 23:44
http://gorimon.com/blog/log/eid650.html

このブログ、いくつかあるけど、どれもとても面白い。大阪が好きな人にはたまらんでしょう。


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mixi某所での日記とコメント

  • 2006.12.27 Wednesday 22:30
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のぉ。さんの日記

2006年12月24日22:10 イブ。女子大生の悩み。

卒論・・・。別の方向で進めていたのですが、今になってもう全くBL(ボーイズラブ)でやってしまえばいいんじゃない・・・。と思うように。BLなら手元に資料がある・・・。
というか、今年の初めから9月までの時点で楽勝な気分だったのに、どうして今頃こんな赤信号の点滅に怯えるはめに・・・!早くから始めた準備で作った余裕を、遊びで浪費してしまう自分の性分が恨めしいです・・・。

ところで、BLとか読む人の「BL読む」っていう趣味は、いったいその人の、単なる「好み」なのでしょうか(映画だと、「アクションが好き」。とか「ホラーが好き」っていうのと同じ問題)。それとも「性癖」なのでしょうか・・・。
(そもそも問題設定がおかしいのかもしれませんが・・・。)
例えば、男性にとってのポルノグラフティ(女性が映ってる)を見ることは性生活の一部・・・?であり、異性愛者の場合にはそのセクシャリティと直結した行動ですが、「BL」を読む事ってどうなんだろうと思って・・・・。
セクシャリティ(または広義に性の問題)で説明する人と、それとは分けていう場合があるけど、・・・両方なのかな・・・。それとも単に着目点の違いなのかな・・・。
うーん・・・・。
うーん・・・・。

ど、どう思いますか・・・・・・・・?ご本人BL読む、読まないは別にして・・・。読む人の実感では・・。関係ない人は客観的に見ていてどうなのでしょう・・・・。

なんだか、ぶしつけっていうか、下世話っていうか、どストレートな話題ですみません・・・・・。

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2006年12月24日23:10 きし

>BLなら手元に資料が
それも大量の(笑)

そーいや何冊かお借りしてるの、新年会にお返ししますね。

あと、これは私の直感ですが、BLで表現されてる性愛は単なる快楽の記号であって、それを描くことも読むことも、セクシュアルなこととは無関係なような気がする。このへんはのぉさんの意見をじっくり聞きたいとこだけど。ちょこちょこ自分なりに(お借りした本も含めて)読んでるんですが、どーも性的興奮を喚起するための表現形態とは異なるような。このへんでレディコミと分かれるところでしょう。

俺の仮説なんですが、BLっていうのは、「ある種のねじれを通過したあとの古典的な少女マンガ」なんじゃないでしょうか。

BLって、完全に生身の女性のどろどろしたところから切り離された芸術でしょ。主人公に女性が出てくると、どうしても自分と比べたり、身近な人に当てはめちゃったり。でも男性同士の恋愛っていうのは、女性からすれば、完全に他者の視点から安心して見ていられるんちゃう?

完全に消毒された純粋な恋愛の楽園ちゃうかな。BLって。だから性的なことも思い切り描けるし、消費もできる。それで市場で出回るときにはある程度は刺激的な部分があった方がいいから、自然と性的な表現が量として増える。でもそれは本質じゃない。

違いますかね。

いや、ほんとうに聞きたいのは別の質問なんだけど、それをキミに聞くとセクハラになるから、こんど新年会のときに酔っぱらって聞くわ(笑)

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2006年12月25日00:09 のぉ。

消毒された超少女漫画=BL。
私もそう思っていたのですが、う・・・・。大変直接的な表現で失礼します・・・・。BLが・・・。その・・・。実用品として役立っちゃったり、なりきりチャット(PBC)とかで女性が男性としての架空の人格に自己投影して性行為とかをしちゃったりする・・・・場面では、どうなのかな・・・。と思って・・・・。あと、作家や消費者本人が自分で説明する時に、セクシャリティのようなものとして語られることが多いなと感じたのと・・・・。(マイノリティであることをアイデンティティの中心に巻き込んでしまっているだけかもしれないですが・・・)
あと、結婚とか現実には恋愛する人も多いけれど、反面、男性嫌悪とか、実際の恋愛に興味を示さない人もやはりいるので・・・・。
消毒された幻想に浸りたいから現実の生々しさを排除しようとするけど、性欲はあるので、またねじれてそうなる、ということなのでしょうか。その人の現実での態度とか性的な性格はあくまで一次的なものとしてもうそこにあって、一次的なものが生み出す要求を満たすための二次的な手段としてBLがあると考えるべき・・・・。なのかもしれないですね。

(お話は大変ずれてしまいますが、この「消毒されてしまった」というのが、BLの歴史をたどってみた時に社会的な文脈での70年代少女漫画の挫折ではなかったかと思って、そこに焦点をあてて社会的な存在としての(?)BLに関しての論文を書いています。少女漫画とは歴史上断裂して成立したBLですが、この「断裂」が非常に大きな意味を持っているのではないかと思って・・)

新年会では何を聞かれるのかどきどきです(笑)。どうぞお手柔らかに宜しくお願いします。

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2006年12月25日00:39 のぉ。

小太郎さんに論文いただいた溝口彰子さんとかが、「BLのせいで自分はレズビアンになった」とかいう発言をしていらして、あの方は自分のセクシャリティとBLの問題をすごく関連あるものとして語っているようにも思えるのですが、小太郎さん的にはその辺り、日記での「好み」か「性癖か」とかと合わせてどう思われますか。お忙しいなかとても申し訳ないのですが、教えていただけたら嬉しいです。(あ・・。伺い方が漠然としすぎていたら申し訳ないです・・・)

あ・・・。きし先生へのコメントのところの・・・
「社会的な文脈での70年代少女漫画の挫折ではなかったかと思って、そこに焦点をあてて社会的な存在としての・・・・」の部分・・・。書き方が適当でなかったかも・・・。
えと、多分、政治的ふるまいにおいて挫折したっていうか・・・問題の社会化に失敗したかんじです。BLというクローゼットに少女漫画が入ってしまったみたいな・・・。

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2006年12月25日01:04 のぉ。

【途中経過(っぽいもの・・・)】
友達とかBL読む人に、同じような文章で尋ねてみたところ、数人からまったく同じ答え方で、「自分の中ではファンタジーとかSFとかと同じカテゴリーで、本棚の同じところに並べている」っていう回答を貰いました。やっぱり性癖とかセクシャルな事とは違うのかも・・・・。

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2006年12月25日09:38 きし

ところで、
>やっぱり性癖とかセクシャルな事とは違うのかも
っていうことですが、これは、

>消毒された幻想に浸りたいから現実の生々しさを
>排除しようとするけど、性欲はあるので、
>またねじれてそうなる

このへんが正解に近いような気がする。「気がする」だけですが。

問題なのは、のぉが言うように、

1. 実際に性的興奮を喚起する/されるような消費の形態がある
2. ファンが性的少数派として自己認識している

っていうことだな。まあ、論文の構成として実際的な話すると、こういうときは作り手と受け手の多様性というか多層性の問題として論じたらラクだけど。BLいうても一枚岩じゃないでしょ。

あと、社会問題化の失敗っていうのは、要するにフェミニズムの敗北(って言うたら上野さんから叱られるけど(笑))っていう意味?

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2006年12月25日10:45 のぉ。

えと、前の○○とかとの飲み会の時に、自分がBL読んでて、でも脱!BLした子に(BL嫌悪がすごくって、ここら辺もちょっと興味があります・・・)、「BLの人ってどうしてBLなんか読むの?」という話題を振られたんです。その子の認識では私とあと一人が「BLの人」っていうそのものズバリで、セクシャルな意味と結びつけてBL的趣味を理解していて、その時は「BLだけ読む人っていないから、「BLの人」って実在しないんじゃない?数読むジャンルの一つにBLがあって、まぁ多少、そこに傾いてはいるけど・・・」と「好みの問題」として説明したんです。だけど、あんまり納得がいかなかったらしく、その辺りから今回の疑問が・・・。「好み」というより、もっと根本的な問題なんじゃ・・・というのが、その子の指摘でした。でもそのストーリーの流れって、ちょっと不思議だと思って・・・。
帰って考えてみたら、先生が書いてくださった「2. ファンが性的少数派として自己認識している 」の場合が実際にも多いし・・・。

自分が当事者なだけに、自分の経験を普遍化してしまってるんじゃないかと不安だったので、客観的なご意見いただけてとても有り難いです。

>あと、社会問題化の失敗っていうのは・・・・・
一面では、残念ながらそうだと思います。
70年代〜80年代のBLのジャンル成立時期の経緯を追っていくと、少女漫画の流れの先にBL的な表現を伴う作品の出現があって、しかしそれはほとんど完全に少女漫画の流れに帰ってしまい、その頃少女漫画家達が示したBL的な要素に刺激を受けて、表現の方法として選択した別の人たちがまったく別の場所でほぼ無関係に今のBLにつながる作品を生み出し初めます。
BLの先駆けとなった24年組辺りの少女漫画家達には、多分当時フェミニストの人たちと共有できる問題意識があって、BL(当時では少年愛)に走ったのだけれど、結局みんな、BLっていうカテゴリーのさわりだけ作って、違和感感じて撤退してしまう。その後、いろんなところでBLっていうものをつくっちゃった問題意識とか責任の回収に関して、折に触れて発言するけれど・・・・うわ〜(迷走)ってなっちゃってます・・・・・。

時代毎に作品の傾向とかが明らかに異なっていて、区分が作れるので、現代のBLがまったく、その・・・・フェミニズム的な意味で社会的に挫折してるかっていったら、今はちょっと復活してきていて、状況は違うと思いますが・・。思いたいですが・・・。(おそらく、BLの社会的位置づけ(商業的成功とか・・・一般化したとか・・・)と、ジャンルを構成する世代が入れ替わったせいで・・・)

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2006年12月25日11:05 のぉ。

2. ファンが性的少数派として自己認識している
は、個人的には、多分この挫折の文脈から多少説明できると思います。でも、すっきりもしない・・・。うわ〜・・・・・・・。

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2006年12月25日12:51 小太郎

今流し読みしたけど、半分くらいきし先生の意見と同じ事を考えてたよ。

>消毒された幻想に浸りたいから現実の生々しさを
>排除しようとするけど、性欲はあるので、
>またねじれてそうなる

ぶっちゃけ色々な子から話聞いたら、ここが正解orミソなんじゃないかと思う。

ツッコんだ話は家帰るまでまってw
めさめさ仕事中なので(ぉぃ

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2006年12月26日08:34 小太郎

BLが、同性愛、異性愛などのセクシャリティと無関係かと言うのはぶっちゃけ分からん。
でも、好き、だけで留まるかと言うとそうでもない、みたいな。

何人かと会って直接やりとりした感じから言うと、大半が「異性愛者」なのも不思議な所なんだよね。
全人口的な割合で多いってのもあるんだろうけど。
>>消毒された幻想に浸りたいから現実の生々しさを排除しようとするけど、性欲はあるので、またねじれてそうなる
ここに繋がる部分だと思う。
処女の子が未経験の世界の幻想に浸ったり、逆にヤリマン(失礼)の子が今の自分の現状と違う幻想にあこがれを抱いたりするのもそこじゃないかな。
(この両者のパターンとも周りにいた)
この両者とも、自分の女性性に対して大きな不安を持ってたなぁ。
(処女の子は男性に女性と見られるのが怖いってのだったし、もう一方の子は「どうせアタシなんて」って感じで自分に対して自信があまり無かった)

彼氏ができたらBLから離れたり、別れたらまた没頭したりするのも、やっぱり性欲やもの足りなさと何らかの部分で直結してるからだと思う。

BLというか、やおいってさ、派閥争い凄いじゃない?
○×△と△×○が宗教戦争のように対立したり、やおいは好きだけど、ナマのゲイは勘弁とかね。
これって個人の性的嗜好に含まれてるから、こんだけ必死なんだと思ってた。
これは単に「好き」ってレベルは超えてるかと。
かと言って、異性愛とか同性愛みたいに、セクシャリティの深い部分に直結してるんだとは断言出来ないんだよね。
好きの裏側に張り付いてる何かが要因なんじゃないかな。

BL卒業した人の中で、「今私は、いいBL読んで感動したりはするけれども、かつてのように、あれほどまでに熱く没頭したのは、自分でも何だったんだろうと不思議に思ってる。」と言ってた人が居たよ。
このレベルまで行くと、裏に張り付いてる何かが取れて「好き」ってだけになるんだと思う。
この人は、BLにはまった理由を三つあげてる。
・欲求不満
・自分の女性性に対する自信のなさ
・男性への過度のあこがれ

っと仕事行かんといけないので、一旦区切るね。

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2006年12月26日08:54 きし

そ、それじゃあまるでのぉが欲求不(略

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2006年12月26日12:41 小太郎

>きしせんせ
うはおk
そこはヌルーでお願いします。

以下続き

今BL世界に足を踏み入れたら、既にそういうコミュニティが出来てる訳で、そこが居心地良くて、別段BLに嫌悪感持ってなかったら、「好き」だけでBL世界に居続ける人もいるだろうね。
逆にBL大杉で、選択肢からBLを外したら読むものが無くなっちゃうって場合もあるかもだし。
ものっそい広いわな、BL好きって一言で言っても。

でもコミュニティが無かった、例えば中島梓の世代なんかは「こんなの描く自分って、変態なんだろうな。」と悩みつつも同志を見つけて交流して、そして月日は過ぎ、普通の本屋にBLが並ぶようになっちゃった(笑)って歴史があるからなぁ。
そういう人ってのは、魂が欲してるみたいな部分は見てて感じる。

>>BLいうても一枚岩じゃないでしょ。
ま、こうなるね。

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2006年12月26日12:45 小太郎

女性性に対する不安はズレちゃうから控えるわ。

直感的には関わってる気もするんだけど、正直サンプル少なすぎて何とも言えない。

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2006年12月26日20:56 のぉ。

ありがとうございます!
お仕事中すみません・・・・・。勉強になりました!

って、ていうか・・・・。き、きしせんせいは失礼ですヨ・・・!

彼氏ができたら〜・・は個人的には、ちょっと意外です。
(他の趣味の人でも)普通の人でも、彼氏ができたらそれに割く時間の分、他に費やせる時間が減るのは同様にあると思いますが、BL消費者では特にはだはだしいっていうことでしょうか。
でも結婚してすぐでも変わらず同人で活動しつづける人も多いです。(反面で確かに、彼氏がいる時はBLでなく少女漫画を読みたいという発言を聞いたこともあります。)あ、>>BLいうても一枚岩じゃないでしょ。 ですが・・・。

女性性に対する不安って、自分が女性として生理的にとか社会的に正常かどうか不安っていうことですか?
ひ、控えるって書かれているところを突っ込んですみません・・・。

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2006年12月26日22:25 小太郎

>>彼氏ができたら〜・・は個人的には、ちょっと意外です。
自分のBLに対するウェイトの差だと思うんだけどね。

>>女性性に対する不安
ああ、言葉変えちゃったから分からないよね。
>>・自分の女性性に対する自信のなさ
こういうこと。
これ以上はここでは勘弁して。
新年会で。それで遅すぎるならまた教えて。

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2006年12月26日22:53 のぉ。

あ、はい!催促するみたいですみません・・・!
年末のみなさんお忙しい時期に・・・・!!

ご親切に色々ありがとうございました。
遅すぎたりは全然です〜。いつか機会のあった時にでも是非宜しくお願いします。卒論終わっても興味はつきません・・・。

この話題の事は別としておいておいて、
新年会で小太郎さんに久しぶりにお目にかかれるの楽しみです!

あ。きし先生には、もう一年くらいお会いしてないや・・・・!!
みなさんお元気かなぁ。どきどき。

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2006年12月27日00:10 きし

>きしせんせいは失礼

お、俺じゃねーだろ!小太郎だろ!!!!!!!!

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2006年12月27日12:48 小太郎

人望の差ですね。

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ここ十年ぐらいのあいだで最もうれしいニュース

  • 2006.12.20 Wednesday 22:18
草太が「きしどん」って言うた!!
草太が「きしどん」って言うた!!
草太が「きしどん」って言うた!!
草太が「きしどん」って言うた!!
草太が「きしどん」って言うた!!
草太が「きしどん」って言うた!!
草太が「きしどん」って言うた!!
草太が「きしどん」って言うた!!
草太が「きしどん」って言うた!!
草太が「きしどん」って言うた!!
草太が「きしどん」って言うた!!
草太が「きしどん」って言うた!!



参考文献
http://d.hatena.ne.jp/yeuxqui/
「SOP」=草太





パイプマンか?

  • 2006.12.20 Wednesday 20:23
きし「(NHKを見ながら)すげー!今ってアルツハイマーの薬があるねんな!」
さいとう「『詰まり』を直すんか?」
きし「……」





木曜会の新年会

  • 2006.12.19 Tuesday 18:36
え〜〜関大時代のみなさま、木曜会の新年会のお知らせでございます。

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=13376558&comm_id=1245659&page=all

コミュに入ってない人はお気軽にメールを。kisi アットマーク sociologbook.net

みなさまのご参加をお待ちしております。





やさしく愛したい。

  • 2006.12.01 Friday 13:14
え〜とふだん偉そうなこと言うてる知的ぶろがーのしょくんはこれ知ってるか。

Armi & Danny - I Wanna Love You Tender



1978年ごろのフィンランドのポップスターのPVだ。とにかく見れ。

ブラジルかどっかの若者がカバー。ちくしょーいいなーーいいなあーー俺もやりてーなあ。

もーずっとこの曲が頭から離れん。

あーー俺もやりてー。

ちなみに東京在住のマイミク女子の日記から勝手にパクったんやけど、かのじょは「だいたい踊れるようになりました」とのことですので、近日中にビデオに撮ってもらおうと思います。ちなみに都市下層研究者です。

うーん俺も踊りてー。

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…………30分経過。だいたい踊れるようになりました(笑)。

そのほか。

http://www.danny.fi/armi/kuvaalbumi/aJAd01.phtml
2002年に亡くなってます。

http://www.youtube.com/watch?v=Nj9vG1mLkxI
カラオケか?? この指はいったい何?????

http://www.youtube.com/watch?v=BAl48O3jMtM
世界のごく一部で大流行してるみたいです。

http://www.youtube.com/watch?v=2tzTKBmpEJ4
ド演歌。三分の一ぐらい過ぎたとこらへんから。

http://www.youtube.com/watch?v=1VLqYsorKhU
1990年でコレですよ。(半分ぐらいのとこから)

何ていうかフィンランドって大阪? ものすっごいカウリスマキ・テイストやな。カウリスマキって計算してると思ってたけど実はスで作ってる説。