地デジ無間地獄

いや聞いてくださいよ。細かい話多くなりますが。

テレビぜんぜん興味ないけど、さすがにニュースとかは見るときもあるんで、そろそろ地デジにせなな。と思ったわけですよ。でもうちケーブルテレビなんで、たぶんいま使ってるブラウン管のテレビでもいけるはず。たしか数年前に買ったDVDレコーダが地デジに対応しとったはずやから、それを受信機にして、テレビは出力専用にすればええんちゃうかと。DVDで映画見るときはステレオから音声を出力していたので、これでいけるやろ。

それでまずケーブルテレビの会社に電話。なんかサポートも要領を得ん答え。「デジアナ変換」というものをしているので2015年までは今のブラウン管のテレビでもそのまま受信できるらしい。どうも地デジを見るのに特に特別なチューナも何も要らんみたい。なんじゃそれ……。

そういえばひと月前ぐらいにとつぜんADAMSという番組情報が受信できなくなっていたのだが、これのせいか……。どっちにせよ地デジにしないと予約録画ができないようだ。

ほんで、地デジに対応してる機器を新たに買っても、とくにケーブルに申し込みも何も不要で、そのまま壁のアンテナ端子につなげば見れるということだそうで。

さてそういうことなので、どうもウチはもう地デジになってるらしい(少なくとも壁のアンテナ端子までは(笑))。ここから、我が家で唯一地デジに対応していると思われる、DVDレコーダの設定作業へ。

今までアナログの設定で見てたんだけど、ここから地デジに変換するのにかなり時間を使う。設定のいちばんトップのところの「はじめての設定」で地デジを選ばないといけないことに気付くまでにかなりかかった。

設定していくと自動でチャンネルなんかを選んでいってくれたのだが、最後のところで「カードが入ってません」

ここで「ああこれがあのネットでも評判の悪いB-CASカードか」と思って検索すると、なるほどなかなかむちゃくちゃなシステムだな。どうもそのへんで売ってる機械にぜんぶこれが勝手に付いてくるんだけど、単体では入手できなくて、入手するには発行元の会社に電話して「再発行」してもらわないといけない。

どうも捨てちゃったみたいなんだけど、もともと発行を頼んだおぼえもないカードを「再発行」するのに「2000円」必要とは、いったいいかなる理屈であろうか。所有権がどうのこうのって書いてあったけど、ほんとに全部「そっちの都合」で決めているようだ。

電話したときの慇懃無礼な対応、そしてどこに電話しても必ず言われる「サービス向上のために録音しています」は、まあ置いといてやな。

B-CASカードは次の日にすぐ届いて、レコーダだけは地デジになった。テレビはまあ、いまのブラウン管のままでいいだろ。映画を見るときはプロジェクタ使ってるし。

余談ですがさいきんプロジェクタってもう新製品出てないみたいですな……この家たてるときにはりきって天井にプロジェクタだけ付けたんですが……。どうも普通の液晶テレビがでかくて高性能で安くなったので、みんなそっちで映画みてるんですね。

さて、このあと、デジアナ変換のときに録った番組をDVDに落とすのに超苦労した。

まず、手持ちのDVDディスクが「コピー禁止です」でハネられる。それでいろいろ調べたりFBで聞いたら(なべぞーさんありがとう!)、どうも「CPRM」なる様式に対応してるディスクとレコーダじゃないとダビングもできないらしい(この時点ではまだ「ダビング」とか思っていた)。というわけで近所の電器屋で買ってきた。それでもまたハネられた。

レコーダが対応してないのか、でも地デジ対応機だしB-CAS差すとこあるし、と思って東芝のサイトを検索してみたら、どうもレコーダ本体のOSを更新して対応しているらしい。この機械が発売されてから始まった形式なのだろうか。後からOSのアップグレードで対応するとは……。本体がネットにつながっていたら簡単みたいだったが、面倒でつなげてなかったので、しかたなくMacにダウンロードしてディスクを作成する、という、もう本当に超面倒くさいことに。

それでアップデートファイルをまずダウンロードしようと思って、サポートのページから移動すると、なんか知らんけど「1048クラブ」(おそらく「とーしば」と読むのであろう)にユーザー登録をしないといけない。

この時点でそろそろ我慢できなくなってきた。

記入せなあかん項目は、製造番号から購入日(覚えてないよな普通そんなもん)、本名、性別、既婚、生年月日……

なんだこれは。お見合いの釣書か。OSの無料アップグレードにどうしてここまで詳細な個人情報が必要なのだろうか。

さてこれがそのスクリーンショットです。1枚につなげるのが面倒なのでバラバラですが、これだけぜんぶ答えないとダウンロードできない。何やねんお客様アイコンて……これ自分で自分の顔を選ぶんか……アホらしい……

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これでやっとダウンロードできると思ったら、サーバにアクセスできない。しかも「このIDではアクセスできません」って言われた。でも下の方に小さく「混み合ってる場合もあります」って書いてあって、何度かリロードしたら入れた。混み合ってて入れなかったのに、まるで俺が入力したIDナンバーやパスワードが間違ってるみたいな扱いであった。

さて、やっとこれでダウンロードできるわと思ったら……

なんと驚いたことにまだ終わらない。次は「ユーザーアンケート」である。細かくいえばこのあたりで他にもたくさんイライラさせられることがあった。ダウンロードアイコンのデザインや位置とか。MacやiPhoneとかの洗練されたインターフェイスに慣れてるとほんとうにツラい。

そのアンケートがこれ。

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このへんで気が遠くなってた。レコーダのOSをアップデートするのに本当にここまで必要なの?? しかも肝心の、imgファイルをダウンロードして、それをディスクに焼くときの説明がほとんど無い。これはもう仕方ないから自分で調べてなんとかしましたけど。

レコーダのアップデートは無事終了。それまで通りに「編集メニュー」から進んで番組を選択してダビングしようとしたら「できません」……。

いちばん上に戻ってそこから「かんたんダビング」か何かを選んだらできたけど。

そしたらこんどはダビングのスピードが再生のスピード。つまり120分の番組をダビング(ムーブとか移動っていうんですかぁ)するのに120分かかるってことなんかなこれ。あと120分っていう制限があるんですか? 2時間こえる映画はどうすんのこれ?

いやもうほんとに参った。消耗した。大袈裟ではあるが心の底から「なんじゃこの国は……」と思った。地デジやらB-CASやらCPRMやらコピーアットワンスやら、メーカーはメーカーでもうむちゃくちゃ面倒なことをユーザーに押し付けてくるし。こんなことしててAppleやGoogleに勝てるかよ。


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