この程度でよい

さいきん気づいた小さなこと。

いまでこそ極端な嫌煙家になってますが(スナック・バー・居酒屋を含むすべての飲食店を完全に禁煙にせよ)、もともとはかなりのスモーカーでした。ハイライトとクールのメンソールを吸っておりました。

10年以上前にすっぱり止めたんですが、禁断症状で苦しんでいるときに、ふと短くなった鉛筆(鉛筆派です)を口にくわえて、小さな消しゴムをライターにみたてて火をつけるふりをして、おもいっきり吸い込むと、禁断症状がすーーっとラクになりました。

あ、こんなんでええんや。これぜんぜんタバコのかわりになるわ。

そのあとしばらく、ずっと消しゴムで鉛筆に火をつける真似をしてすぱすぱ吸っておりました。すぐ禁煙できた。

もちろん個人差というか、人によるとおもいますが。こんなんでええんや、と思った。

さて、酒のほうはあいかわらずだいぶえらいこと飲んでおりますが、さいきんさすがに体のほうがついてこんようになった。もう48歳だからな俺も。早いもんだな……ついこないだまで20代後半で、黒木掲示板でインテリのみなさんに遊んでもらってたのに……

なんか酒飲むのもしんどいな、でもバーとか行ったら、ついつい飲みたくなっちゃうしな。

そう思って自宅でロックグラスに炭酸水入れて氷入れてライムを絞って入れたら、あ、ぜんぜんこれでええわ。ぜんぜん酒飲んでる気分になるわ。

こんなんでいいんですね人間。この程度でよい。

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完全に酒。

というわけで、さいきん気づいた小さなことでした。

関係ないですが、自宅のリビングのソファ類をぜんぶ処分して、かわりに大きなテーブルにしました。ここでずっと仕事して飯くってコーヒー飲んで、一日中ここにいます。なかなか快適です。寝たくなったら寝室に行きます。もうソファいらん。

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椅子がバラバラ
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寝室で寝てたおはぎが起きてきて、テーブルに驚いているところ。好奇心と警戒心でいっぱいになっている。
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あしもとに電気ストーブを置いたら当然のように占領しにきたおはぎときなこ。

里親募集です。

里親募集は終了しました、ご協力ありがとうございました!(2014.5.11)

緊急の里親募集です。

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友人が路上で保護しました。推定1ヵ月ぐらいの女の子です。通りすがりに大きな鳴き声が聞こえたので近づいたところ、地面に張りつけられた板の下に挟まれて動けなくなっていたそうです。警察とレスキュー隊に板をはがしてもらい、ようやく救助されました。警察にこのまま預けても殺処分になるというので、急きょ保護することにした、とのことです。

一度、里親が見つかりかけましたが、事情によりお流れになってしまいました。

とってもかわいい女の子です。ふわふわしてるので、ひょっとしたら長毛になるかも。

病院で検査済み。とっても元気に走り回っているそうです。

いちど会ってみようかな、という方は、ご連絡ください。こちらから、保護した方に連絡ができます。

http://www.satoya-boshu.net/keisai/c2-207303.html

よろしくお願いします!

おはぎときなこのこと

夜中によく散歩をしている。

もう何年か前、いまの家に引越す前に、夜中に近所を歩いていて、甲高い声で泣いている、「鳴いている」ではなく泣いている犬がいた。3階建ての建て売りの家の、一階のガレージにつながれっぱなしになっていたその雑種の犬は、たまに散歩のときに見かける子だったけど、そのときはべったりと横たわって、甲高い声でか細く泣いていた。

思わず近寄って声をかけながら撫でてやると、すぐに大人しくなって、ぱたんぱたんと尻尾をふると、やがて静かになって寝てしまった。

次の日、その子はいなくなってて、紐や水皿もなくなっていたので、たぶんあのときに死んだのだと思う。死ぬ直前になってさみしくなって泣いていたんだろうか。撫でてあげられてよかった。

    * * *

おはぎときなこを拾ってから13年ぐらいになる。結婚してすぐにおさい(連れ合い)が職場から拾ってきた。当時のおさいの職場は某県の部落解放同盟の研究所で、荊冠旗がでかでかと印刷された段ボールに入れて、電車で大阪まで連れて帰ってきた。子猫の鳴き声がする荊冠旗の段ボールというのは、なかなかシュールな光景だったのではないだろうか。

おはぎは毛むくじゃらのバカで、すぐにぴーぴーなついてきた。そもそもおさいの職場で子猫がいることがわかったのもこいつのおかげで、誰かれかまわずエサをねだって鳴いていたらしい。

そのとききなこはまったく人になつかずに、逃げてばかりいた。連れて帰るのも一苦労だったらしい。

ちなみに連れて帰るときに、この二匹は大量のノミを置き土産においていった。しばらくはこの研究所の方々は苦労されたのではないだろうか。ウチでも大量に発生した。

    * * *

実は、おはぎときなこと、もうひとり兄弟がいたらしく、真っ黒な子で、その子は連れて帰る前に死んでしまった。

その子は研究所の庭の、「部落解放の偉人」たちの銅像の足もとに埋められた。

    * * *

おはぎが3階のベランダから落下したり(無傷)したほかは、なにごともなく健康でずっと可愛い。

ひとにはあんまりなつかないけど、飼い主にはもうべったりで、とくにおはぎは俺が仕事しているとかならずデスクに乗ってくる。デスクにはおはぎ専用のスペースがある。これを書いているいまも真横で寝ている。

きなこは愛想はないが美少女で色っぽく(若干デブだが)、ついついめろめろになってしまう。寒がりで、冬は必ず布団に入ってくる。

13歳とは思えないぐらい元気で、若いときとぜんぜん変わらない。さいきんはちょっと、爪とぎがおろそかになっていて、爪が伸びがちなので、人間が切ってやっている。変化といえばそれぐらいである。あ、あと、きなこがちょっと痩せたかな。

    * * *

拾ってくる前に死んでしまった黒猫は、おさいが後に「くろみつ」という名前だけを付けた。一緒に連れてかえればよかったと、そればかり言っている。

    * * *

動物を飼う、ということは、動物の死にも出会う、ということで、おはぎときなこがいなくなったときのことを考えるとどうしようもなく恐い。それまではせいいっぱい可愛がろうと思う。

    * * *

人格、という点において、基本的に猫でも犬でも人間と違いはない、と感じている。ふだん人間とかわしているのとそれほど変わらないコミュニケーションを、犬や猫ともしている。もちろん狭い意味での「言葉」は使わないが、それでもわずか2匹のおはぎときなこでもそれぞれ性格に大きな違いがあり、それぞれのやりかたで自分の思うところをこちらにぶつけてくる。会話の量も質も、人間とまったく変わらない。

こちらもだいたいふたり(どうしても2匹ではなくふたりと言ってしまう)のことはわかっているので、それぞれが過ごしやすいように、それぞれの寝床や居場所を作ってやっている。煮干しが嫌いで風呂の残り湯が好き、という共通点も多い。

俺はあまり動物は擬人化しないので、言葉をかけることはないけど、人と猫と犬の区別は日常生活では実はあんまりつかない、ということは、毎日の実感として、ある。

よく「犬派?猫派?」みたいなくだらない話があるが、子どものときは犬を飼っていて、家のなかでいちばん会話をしてたのがそいつだったので、犬も猫も身近な存在である。

    * * *

犬も猫も人間も、進化の過程でどこかが間違ってしまって、ほんらいは自分の友人や家族に向けるための友情や愛情という感情が、ほかの種族にも向いてしまうようになったんだろうと思う。

考えたらものすごくおかしな話で、われわれ生き物というものは、他の生き物を殺して食うということ以外に生きる道はない。このこと自体もきわめておかしな話だが、とにかくそれはそもそもそうなっているものとして受け入れた上でも、ほんらいは殺して食うはずの存在と、これほど深くて細やかな愛情をもって共に平和に楽しく暮らしていけるということは、まったく驚くほかない。

    * * *

もちろん焼肉も焼き鳥も好物である。

動物も好きだが動物の肉も好き、というのは、もうこれは少なくとも俺にとっては、この世に生きて存在する上での最大の謎であり矛盾である。

    * * *

そもそも犬や猫を虐待するやつも、ごく少数だがいるわけだし。

子どもや犬や猫を虐待する人間、というものは、おそらく普通に犬や猫よりも、俺にとってはコミュニケーションをとることが難しいだろうなあと思う。

    * * *

もう昔の話だけど、どこかの小学校のクラスで豚を飼ってて、みんなで可愛がって育ててたんだけど、最後にその豚を殺して子どもたちに食わせた教師があって、話題になってたな。詳しいことは調べてないし、いまも調べる気もないけど(子どもがその選択肢を選んだんだっけ?)、毎日まいにち殺された牛や豚や鶏や魚を食ってるものとして何を言っても説得力がないけど、俺が子どもだったら耐えられなかっただろうなあと思う。

    * * *

他の生き物を殺して食う以外に生きるすべがない、ということも人生の真理だけど、それと同時に、その他の生き物とこれほど深く愛しあうことができる、ということも、またひとつの真理ではあると思う。

まあ、生きるためには食っていくしかないけど、それでも。

    * * *

まあ、食うしかないんですが(笑)。

    * * *

まあこの話はええがな。

    * * *

しかしまあ、殺されたり虐待されたりする子もいるなかで、ウチのおはぎときなこはほんとうに可愛がられてるなあと思う。われながら、ムダに金をかけたりするのではなく、ほんとうに猫としての快適さを考えて、こいつらにとって暮らしやすいようにしてあげていると思う。ウチの猫どもは幸せである。

躾なども一切することなく、ただおはぎときなこの自然な行動や習性に合わせた家になっている。

というか、そのために安いマンションなどではなく、わざわざ土地を買って家を建てたのであった。猫のために設計したのだ。そのかわり超ローコストですが。窓に網戸も付いてないし、お湯をためるだけのバスタブなので、風呂の湧かし直しもできない。
    * * *

暑い夏に涼しい部屋でのびのびと横になっていたり、寒い冬に灯油ストーブの前でぐっすりと寝ていたりするのを見ていると、猫がうらやましくなるが、それでも「猫になりたい」とは思わない。リスクが高すぎるからである。捨てられて野良になるならまだしも、保健所行きになったり虐待されたりする可能性があることを考えると、猫になりたいとは思わないが、おはきなになりたい、とは思う。

猫になりたいのではなく、猫になって良い飼い主に飼われて、これぐらい溺愛されたいのである。さぞかし幸せな一生を送ることができると思う。

    * * *

ところが悔しいことに、というか、面白いことに、あるいは当然のことだが、おはぎもきなこも、自分たちがどれくらい幸せな猫であるか、まったく気付いていない。動物というものは比較とか想像とかが(おそらく)できないので、「他のかわいそうな子たちと比べて自分たちがいかに幸せか」ということを理解することができないのだ。

    * * *

なんとなく、「動物であること」の本質は、そこかな、と思う。自分の境遇を「他の視点から見てみる」ということをしない。こちらとしては若干悔しいというか、ちょっとぐらい理解してほしいとも思うけど。

逆に、そういうことを理解せずに、ただそこにいて、ほしいものを食べて、撫でてほしいときに撫でてもらって、寝たいときに寝てる、というのが、犬や猫の可愛さの本質なんだろうなと思う。

自分が幸せで、可愛がられていることを「理解」していない、ということが、その幸せや可愛さの本質である。

そして、自分が可愛いことや幸せなことを理解していなくて、ただこの家で一緒に暮らしているだけなんだけど、そういうおはぎやきなこのことが本当に好きだ。

そして、ぜんぜん飼い主に感謝もしないしありがとうも言わないけど(笑)、それでも毎日まいにち甘えてきて仕事の邪魔するこいつらは、感謝も理解も抜きで、たぶん本当に飼い主のことが好きなんだな、と思う。

    * * *

他の人間から、そんなふうに好かれることって、めったにない。うらやましいけど、もし自分が同じ境遇になっても、「自分が幸せであること」に気付くことができない、っていうのは、何か幸せとか愛とかいうものがもつ、本質的なところなんだと思う。

きょうのおはきな

久しぶりにちょっとだけおはぎときなこ。クリックすると大きくなります。

おはぎです。
きなこです。

きょうもげんきです。

久しぶりにおはきなを。

なんとなく久しぶりにおはきなの写真です。

 

きなこです。

 

 

 

おはぎです。

 

 

ひさしぶりにおはきなの写真でした。

動物愛護関係の法律のパブリックコメントを送ろう。

いやあ知らんかった……ついさっき知った。今日(8/27)までです!!急ごう!!!!!

まずはここの「ほぼ日」のページをご覧ください。

犬と猫と人間のはなし

よくまとまっています。上から順番に読んでいってください。

パブリックコメントの受付先も文章の書き方もすべて載っています。

これでも十分なのですが、私なりに例文に書き加えたものを以下に掲載します。急いで書いたので、もとの文章にほんの少し書き足しただけです。もしもっとよい文章を書いたひとは、どうか私にも教えてください。

みんなで送りましょう。日本の現状は本当に、本当にひどすぎると思います。

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「動物取扱業の適正化について(案)」に関する意見

1)意見提出者:岸政彦

2)住所:〒ooo-oooo 大阪市oo区ooooooo

3)連絡先電話番号:06-oooo-oooo
メールアドレス:kisi(@)sociologbook.net

4)意見:

■「2(1)深夜の生体展示規制」について

・本来は爬虫類なども含めるべきですが、とりあえずは犬や猫、猿、ウサギなどのほ乳類について、20時以降の生態展示は禁止すべきです。

・更に1日の展示時間、連続展示可能時間、休憩時間を設定すべきです。(例:週に5日間、2日間は休み。1日8時間、連続4時間、休憩1時間)

■「2(2)移動販売」について

・動物の移動販売については、動物のストレス、トレーサビリティ、アフターケア、感染症などの問題があり、これを禁止すべきです。

■「2(3)対面販売・対面説明・現物確認の義務化」について

販売形態に限らず、動物の販売方法として、販売時の対面説明と現物確認ができない取引はすべて禁止すべきです。対面販売・対面説明・現物確認の義務化に賛成です。

■「2(4)犬猫オークション市場(せり市)」について

・動物愛護の観点でいえば、本来オークション自体を廃止すべきです。

・動物取扱業に含めるべきです。

・トレーサビリティーの確認ができないオークションは法律で禁止すべきです。

[理由]

現在、オークションでは繁殖業者と販売業者が直接接触できないしくみになっており、トレーサビリティーが機能しない主原因になっています。せりによる価格の売買だけではなく、その後に販売業者がトレーサビリティーを確認できたことをもって、取引成立とするようにしくみを変更すれば、取引上問題ないはずです。そもそも買い手が購入する犬猫の情報を取得できないこと自体、売買取引として不健全です。監督官庁は放置すべきではありません。この問題が解決しない限り、オークション問題は何も解決しないと言っていいでしょう。今回、絶対に反映すべきだと考えます。

■「2(5)犬猫幼齢動物を親等から引き離す日齢」について

今後、具体的に推進していくためには、海外事例が豊富な8週齢にし、規制は強制力のある法改正で導入すべきです。

[理由]

前回(5年前)の改正時に事業者による自主規制を充実させるために改正を見送った項目であり、また見送って10年先送りにするのは、一国民として絶対に認められません。

■「2(6)犬猫の繁殖制限措置」について

・事業者による自主規制に任せるのは反対です。

・犬猫共に年に2回以上、一生のうち6回以上出産させてはならないと法で規制すべきです。

・犬猫共に繁殖を目的として、1歳未満のメスに出産させてはならないと法で規制すべきです。

■「2(7)飼養施設の適正化」について

・犬や猫の習性や生物的特徴に合わせた飼養施設の法的規制が必要と考えます。犬や猫の体長や体高に基づいた、何らかの数値化を求めます。

■「2(10)登録取消の運用の強化」について

「虐待の違法性をどこが・何をもって判断するのか」は、大変重要な問題であり、現在の体制だけでも公に広めるべきです。(例:動物の虐待を見掛けたら最寄の警察署へ通報できるようにする。)また、虐待をしていると判断された業者は、即時登録取り消しなどの行政処分を下されることが絶対に必要です。

[理由]

虐待現場を目撃しても、どこに通報すればいいのか知らないでいる人が多いのが現状です。動物愛護の観点から見て、あまりにレベルが低いと思います。虐待を見つけたら、一般の人はどこへ連絡すればいいのか、それがどんな体制で解決されていくのか、体制として周知すべきです。また、獣医師による助言等によって虐待かどうかを行政が判断し、該当する業者に何らかの処分を下せるようにすることが必要です。

■「その他:殺処分方法の改善」について

少なくとも幼齢・高齢の犬猫に対しては、二酸化炭素のみによる殺処分を禁止し、麻酔薬併用の方法に改善すること。

[理由]

動物愛護の観点からも、二酸化炭素による殺処分方法は原則禁止するべきです。自治体によって頭数や予算による違いがあって一律の規制が難しいのであれば、「子猫子犬」に限定して実施するなど、殺処分の頭数が減少した現在、可能なはずです。二酸化炭素による方法を選択する理由はありません。二酸化炭素の処分について、問題があることは国も認めている以上、放置することはできません。また、今回の法改正で反映しない場合は、中央環境審議会動物愛護部会において、専門委員会を設け、特に議論することを求めます。